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Atom N550を搭載しシックなデザインに生まれ変わった「HP Mini 210-2000」2010年PC秋冬モデル

日本ヒューレット・パッカードの10.1型ワイド液晶デイスプレイ搭載ミニノートPC「HP Mini 210」に、仕様を強化しデザイン一新のニューモデルが登場した。

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CPUを強化してバッテリー容量を2倍に増量

 9月30日、日本ヒューレット・パッカードのAtom搭載ミニノートPC「HP Mini 210」シリーズがラインアップを改め、新たに「HP Mini 210-2000」が登場した。同社の直販チャネル「HP Directplus」で本日から販売され、価格は4万9980円だ。

デュアルコアのAtom N550(1.5GHz)を搭載してデザインを改めた「HP Mini 210-2000」(写真=左)。写真のキーボードは英字刻印されているが、製品版では日本語になる。ボディカラーは新色の“Chacoal”で、標準6セルのバッテリーを搭載しながら、バッテリーが底面に出っ張らなくなった(写真=右)。液晶デイスプレイが180度開くようになったのも本機からの特徴だ

 新モデルでの強化点は、CPUと画面解像度、そしてバッテリー容量を倍増して駆動時間を大幅に延長したことだ。まずCPUは、従来のAtom N450(シングルコア/1.66GHz)から、2コア4スレット動作のAtom N550(1.5GHz)に変更された。液晶デイスプレイは10.1型ワイドのままだが、解像度はこれまでの1024×600ドットから「HP Mini 210 Vivienne Tam Edition」の直販モデルと同じ1366×768ドットに引き上げられた。加えて、標準3セルのバッテリーが6セルに倍増し、バッテリー駆動時間が前モデルの約4.25時間から約10時間になったのも特徴だ。この6セルバッテリーは、従来モデルのように底面方向に出っ張るタイプではなく、3セルと同形状に改められ、スリムなデザインを維持しているのも見どころだが、ボディサイズは269(幅)×193(奥行き)×32〜34(厚さ)ミリと大きくなり、重量も約200グラム増量の約1.38キロになった。

 そのほかのスペックは既存モデルを継承しており、OSはWindows 7 Starter、チップセットはIntel NM10 Expressで、グラフィックス機能はIntel GMA 3150だ。メインメモリの容量は1Gバイト(DDR3)、HDDは250Gバイト(7200rpm)で、無線LAN機能はIEEE802.11b/g/nを採用する。浮き石型キーボードはカラーが黒から銀に変更されたが、約17.6ミリのキーピッチを維持している。

 また、ボディカラーも黒と銀色のツートーンだった夏モデルの“白銅”から、新色の“Chacoal”になり、液晶デイスプレイ天面と底面に傷が付きにくい「Hp Imprint」テクノロジーも引き続き採用する。

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