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軽量・コンパクト化を果たしてさらに低価格に――「BlackBerry Curve 9300」ドコモ スマートフォン

「BlackBerry Bold 9700」の主な機能はそのままに、薄型・軽量化を果たした最新モデルが「BlackBerry Curve 9300」だ。BlackBerryシリーズが持つ豊富なセキュリティ機能をより低価格に利用できる端末となる。

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コンパクトで軽量なボディが特徴の「BlackBerry Curve 9300」

 Research in Motion Japanがドコモ向けに投入する「BlackBerry Curve 9300」は、BlackBerryシリーズの薄型で軽量な最新モデルだ。「BlackBerry Bold 9700」よりもコンパクトなこの端末は、価格も安くなる見通しで、BlackBerryをさらに導入しやすくする先兵としての役割を担う。

 Curveの名は、端末の外観を縁取るフレームが美しいカーブを描くことに由来する。米国ではメインストリームに位置づけられる主力端末だ。ボディサイズは幅60×高さ109×厚さ13.9ミリと非常に小さいが、打ちやすいQWERTYキーボードを継承。重さは104グラムと、国内で投入された歴代のBlackBerryシリーズの中で最軽量を誇る。

 BlackBerryシリーズではおなじみの、会社やインターネットサービスプロバイダ(ISP)が提供するPC向けのメールをプッシュで自動的に受信する便利なメール機能を備え、PCメールを多用している人は重宝する。メールアカウントの設定も、プロバイダを選択してアカウント情報を入力するだけでよく、POPサーバやSMTPサーバの設定を細かく入力する手間がないのはうれしいポイント。さらにspモードに契約すれば、spモードの一部の機能も利用可能になる。12月上旬からは、「@docomo.ne.jp」のアドレスを用いたメールが利用可能になる。ただしデコメールは利用できない。

 本体上部には音楽操作用のボタンを備え、マルチメディア機能も拡充。iTunesやWindows Media Playerとの同期機能も備え、最大32GバイトまでのmicroSDHCを利用してマルチメディアファイルも自在に扱える。

 アプリケーションは独自のアプリ販売サイト「BlackBerry App World」を通じて入手可能。ドコモがセレクトした独自のアプリケーションも提供予定だ。

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ボタンは本体と一体となっている。背面はマットな質感で滑りにくく手になじむ
「BlackBerry Curve 9300」の主な仕様
機種名 BlackBerry Curve 9300
OS BlackBerry OS
CPU 非公開
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約60×109×13.9ミリ
重さ 約104グラム
連続通話時間 W-CDMA:約230分、GSM:約250分
連続待受時間 W-CDMA:約260時間、GSM:約310時間
カメラ 有効約200万画素CMOS
外部メモリ microSD(別売/最大2Gバイト)、microSDHC(別売/最大32Gバイト)
ディスプレイ 約2.4インチQVGA(320×240ピクセル)6万5536色
ボディカラー Graphite Gray
主な機能 WORLD WING(3G+GSM)、FOMAハイスピード(HSDPA 3.6Mbps)、GPS、Bluetooth、Wi-Fi、ドコモマーケット ほか
発売時期 12月予定

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