ツインカメラ搭載の“3Dスマートフォン”がauにも――「AQUOS PHONE IS12SH」
一足先にドコモ向けに登場した、3D写真が撮れる2つのカメラと3D表示に対応した4.2インチディスプレイを標準搭載するシャープのAndroid搭載スマートフォンが、「AQUOS PHONE IS12SH」としてauのラインアップにも登場。
いち早くAndroidスマートフォンの世界に3Dディスプレイを持ち込み、裸眼3D映像の驚きを提供したシャープが、Android auのラインアップに新たな3Dの楽しみを提案する。それが、3Dカメラと3Dディスプレイを搭載したスマートフォン「AQUOS PHONE IS12SH」だ。
IS12SHは、有効約800万画素のCMOSカメラを2つ搭載しており、視差を利用した3D写真が撮影可能。720pのハイビジョン動画も3Dで撮影でき、迫力のある映像が撮れる。撮影した写真や映像は、IS12SHの4.2インチQHD(540×960ピクセル)3Dディスプレイで、いつでもどこでも手軽に楽しめる。3D液晶ディスプレイは専用メガネが不要な裸眼立体視のできるパネルなので、視聴環境を選ばない。
HDMI端子経由で3D対応の大画面テレビと接続すれば、IS12SHで撮影した3D写真や3D映像をより大きな画面で楽しむこともできる。2Dで撮影した写真や動画を3Dに変換する機能も用意した。
Wi-Fiを活用して、Blu-ray DiscレコーダーなどのAV機器と連携し、データの送信などが出来るDLNAもサポート。Blu-ray Discレコーダーに録画した映像をIS12SHに転送して楽しむといったこともできる。
プロセッサはSnapdragon(MSM8655)で、OSにはAndroid 2.3を採用。ワンセグやFeliCa、赤外線通信機能など、ケータイに慣れ親しんだユーザーが必要とする機能にも対応している。
機種名 | AQUOS PHONE IS12SH |
---|---|
OS | Android 2.3 |
CPU | Qualcomm Snapdragon MSM8655 1GHz |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約64×130×12.5ミリ |
重さ | 約145グラム |
連続通話時間 | 約480分 |
連続待受時間 | 約280時間 |
アウトカメラ | 有効約800万画素CMOS(AF対応) |
インカメラ | 有効約31万画素 |
外部メモリ | microSDHC(最大32Gバイト) |
メインディスプレイ | 約4.2インチQHD(540×960ピクセル)3D液晶 |
サブディスプレイ | − |
無線LAN | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | 2.1+EDR |
外部インタフェース | Micro USB |
ボディカラー | ディープブルー、アイスホワイト、レッド×ブラック |
主な機能 | Eメール(@ezweb.ne.jp)、Cメール、グローバルパスポートCDMA、Googleサービス、au one Market、6軸センサー ほか |
主な対応機能 | おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、ATOK ほか |
発売日 | 6月下旬以降 |
想定価格 | 3万円前半〜後半 |
関連キーワード
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