メガソーラーが多い都道府県は?ウイークエンドQuiz(2/2 ページ)

» 2013年04月12日 17時00分 公開
[スマートジャパン]
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正解:

 d.北海道

ミニ解説:

 経済産業省が公開した資料によれば、2012年12月31日現在、全国のメガソーラー(出力1000kW以上)の認定件数は合計742。そのうち、約6分の1に当たる117件を北海道が占めた。北海道は地域にもよるが、日照条件がよく、低温であるため太陽電池の年間総発電量を高めやすい。さらに広大な土地を比較的低コストで活用可能だ。経済産業省は12月31日までに稼働を開始した件数も公開しているが、北海道は残念ながらいまだ0。冬季の需要増には貢献できなかった。

 第2位は鹿児島県(41件)、第3位は福岡県(40件)であり、九州勢が健闘している。九州の8県の合計は165件だった。

 第4位は千葉県(39件)、第5位は栃木県(33件)だった。関東の1都5県の合計は129件である。北海道の第1位から栃木県の第5位までで全国の3分の1以上を占めた。

 このような傾向は、件数ではなく、メガソーラーの認定出力によって順位付けをしてもあまり変化しなかった。北海道は認定出力でも1位であり、全国に占める比率は4分の1以上になる。比較的大規模なメガソーラーが多いためだ。次いで鹿児島県、福岡県、岡山県、栃木県だった。岡山県には「錦海塩田跡地」に建設予定の230MW級メガソーラーの計画がある。

 なお、今回のクイズは、経済済産業省が2012年3月に公開した「再生可能エネルギー発電設備の導入状況について」と題した資料に基づいている。

図1 メガソーラーが多い上位5つの都道府県
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