ソフトバンクグループら3社は、モンゴル国内における自然エネルギープロジェクトの開発を投資を目的とした覚書を締結した。
ソフトバンクグループと韓国電力公社(KEPCO)、モンゴルのNewcomは、モンゴル国内における自然エネルギーの開発と投資を目的とした覚書を2016年7月18日に締結した(図1)。
図1 覚書を締結した、ソフトバンクグループ CEOプロジェクト室・戦略企画室 室長の三輪茂基氏、韓国電力公社社長の趙煥益氏、Newcom CEOのEnkhbold Nyamjav氏 出典:ソフトバンク今回締結した覚書に基づき、ソフトバンクグループはKEPCO、Newcomと協力し、モンゴルにおいて太陽光発電と風力発電を中心とした自然エネルギー事業に取り組み、長期的には10GW(ギガワット)の電力生産を目指すとしている。
モンゴルのNewcomは、モンゴルにおける再生可能エネルギーの先進企業の1つで、モンゴル初の再生可能エネルギーの発電所である、50MW(メガワット)のSalkhit風力発電所を運用しており、モンゴル初の独立発電事業者として活動している。今後さらに3社による再生可能エネルギーの発電を開発していくことで、自然エネルギーをより多くモンゴル内に供給していく方針だ。
モンゴルはもともと石炭火力発電に国の電力を依存しているが、新たにシャープらがモンゴル初のメガソーラー事業に参画する発表がある(関連記事)など、温室効果ガスの排出削減に向けて、再生可能エネルギーの導入拡大に取り組みを進めている。
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