パナソニックは住宅用パワーコンディショナの新製品を2019年11月21日に発売する。電力変換効率を96.5%に高めた他、さらに小型化を図り、施工性も高めた。
パナソニック ライフソリューションズは2019年9月9、住宅用パワーコンディショナの新製品を同年11月21日に発売すると発表した。直流から交流への電力変換ロスの低減、放熱性の向上が図られており、電力変換効率は96.5%に向上している。
同製品は屋内屋外兼用マルチストリング型と屋外用集中型、屋内用集中型の3タイプをラインアップをそろえた。電力変換効率の向上に加えて小型化を特長としており、同社従来品と比べて屋内屋外兼用マルチストリング型が約32%、屋外用集中型は約38%設置面積を削減した。さらに、停電時に自立運転に自動で切り替わる「連系自立自動切替機能」を全機種に搭載している。
希望小売価格(税別)は屋内屋外兼用マルチストリング型は定格5.5kWのものが38万8000円、4.4kWのものが46万円。屋外用集中型は定格5.5kWのもので44万円。屋内用集中型は定格5.5kWのものが25万円、4.0kWのものが30万2000円、3.0kWのものが41万円。年間販売台数3万台を目標に掲げる。
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