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» 2019年07月03日 07時00分 公開

電力供給サービス:卒FIT太陽光を最大16円で買い取り、パナソニックとNTTスマイルが共同サービス (1/2)

パナソニックが住宅向け蓄電池の新製品を発表。5種類の蓄電池ユニットを組み合わせ可能で、後付けでの増設にも対応した。さらにNTTスマイルエナジーと共同で、卒FIT向けの余剰電力買取サービスも展開する。

[陰山遼将,スマートジャパン]

 パナソニックは2019年7月2日、住宅向け蓄電池の新製品「創蓄連携システムS+(プラス)」を発表した。5種類の蓄電容量を選択できる他、異なる容量の蓄電池を組み合わせられるのが特徴で、後付での増設にも対応する。同年10月21日から受注を開始し、価格は税別・工事費別で167万円から。さらにNTTスマイルエナジーが、パナソニックの住宅向けエネルギー製品と連携した、住宅太陽光の「卒FIT」ユーザー向けの余剰電力買取プランも展開する。

新製品の「創蓄連携システムS+(プラス)」

 創蓄連携システムS+は、蓄電池用パワーコンディショナー(コンバーター)などを含む「パワーステーションS+」と蓄電池で構成する。蓄電池は3.5、5.6、7.0、9.1、11.2kWh(キロワット時)の5種類の容量から選択できる。蓄電池ユニットを組み合わせて、最大容量33.6kWhまでの設置が可能だ。後付けでの増設も可能で、「家族が増えたため、光熱費を抑制するために蓄電池を増設したい」といったニーズにも対応する。なお、全てではないが、パナソニック製以外の太陽光パネルにも対応可能としている。

5つの蓄電池ユニットを組み合わせ可能に

 停電時の最大自立出力は、同社従来製品比で1.3倍となる4kVA(キロボルトアンペア)に高めた。4kVAの自立出力を得るためには専用の「200Vトランスユニット」の設置と、2台以上の蓄電池ユニットの導入が必要になるが、停電時にもエコキュートやIHクッキングヒーターを利用できるなど、オール電化住宅のバックアップにも活用できるようにした。

 この他、創蓄連携システムS+の導入にあたって、既設のパワーコンディショナーを買い替える場合、他社製含む既設の太陽光パネル、パワーステーションS+、蓄電池ユニットを含むシステム全体について、15年の自然災害補償を有償で提供する。なお、パワーステーションS+については15年、蓄電池ユニットについては10年の無償保証が付帯する。

 同社は2021年度に蓄電システムの販売数で4万台の達成を目指しており、今回発表した創蓄連携システムS+については年間2万システムの販売を目指すとしている。

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