東北電力が卒FIT向け新サービス、「見守り」と「快適」の選べる2プラン太陽光

東北電力は2020年3月16日、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)」に基づく買取期間が満了する卒FIT太陽光発電ユーザー向け新サービス「よりそうスマートホーム+(プラス)」の開始を発表した。

» 2020年03月24日 08時00分 公開
[スマートジャパン]

 東北電力は2020年3月16日、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)」に基づく買取期間が満了する卒FIT太陽光発電ユーザー向け新サービス「よりそうスマートホーム+(プラス)」の開始を発表した。

 同サービスでは、住宅に設置するホームデバイス「Cube(キューブ)」とスマートフォン用アプリ「eホーム」を導入することで、家庭用太陽光発電の売電量などをリアルタイム確認できる機能や、売電量が事前に設定した値を下回った場合に通知する機能を提供する。eホームは無料アプリ「家電手帳」と連携し、家電の保証書などをアプリ上で管理できる他、家電の保証期限が迫るとお知らせするサービスなども提供する。

 さらにこれらの基本サービスに加え、センサーで部屋の温湿度を感知し、エアコンを制御することで快適な室内環境につなげる「プランA」、カメラを設置して住宅の見守りや防犯などに役立てる「プランB」のどちらかを選択できる。

 サービスの利用にはCubeなどの必要な設備費用1万4300円(税・送料込み)を購入する必要があり、月額利用料は110円(税込)。また、東北電力が提供している余剰電力の買取単価が9円/kWhの契約メニュー「シンプル買取」の契約も必要となる。なお、設備費用はシンプル買取プランで東北電力がユーザーに支払う毎月の料金から順次充当し、月額利用料は2021年3月まで無料だ。

サービスの概要 出典:東北電力

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