パナソニックが産業・住宅用リチウムイオン蓄電システムの新製品を発表。容量3.5kWh(キロワット時)のモデルで、 希望小売価格は税別126万。
パナソニックは2020年8月26日、スタンドアロンタイプの産業・住宅用リチウムイオン蓄電システムの新製品を発表した。容量3.5kWh(キロワット時)のモデルで、 希望小売価格は126万円(税抜・工事費別)、2021年1月15日から受注を開始する。販売目標は年間1000台。
新製品はスマートフォンやタブレットなどにUSBケーブルを使って直接接続できる充電用USBコンセントを4ポート搭載。自立出力は1500VAで、停電時などには照明やスマートフォンに電力を給電しながら、同時に電気ケトルなど高出力機器にも電力を供給できる仕様とした。
災害時の利用を想定し、付属の固定スタンドの設置によって震度6強レベルの地震でも転倒しない耐震性を実現。さらに震災時の蓄電システムの安全性を確保するため、蓄電システム震災対策基準による圧壊試験を実施し、蓄電システムが変形しないことを確認しているという。
この他、無償で10年の機器瑕疵保証・蓄電容量保証が付帯する。パナソニックでは年間1000台の販売を目指す。
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