太陽光発電協会(JPEA)が2020年度第2四半期(2020年7月〜9月)における太陽電池の国内出荷統計データを公表した。太陽電池モジュールの国内総出荷は1276MWで、前年同期比に比べて22%減となり、大幅に減少した。
太陽光発電協会(JPEA)は2020年11月27日、2020年度第2四半期(2020年7月〜9月)における太陽電池の国内出荷統計データを公表した。太陽電池モジュールの国内総出荷は1276MWで、前年同期比に比べて22%減となり、大幅に減少した。
同期の総出荷量を用途別みると、住宅用途が219MW(前年同期比18%減)、非住宅用途が1057MW(同22%減)となった。全体の8割を占める非住宅用途の内訳は、売電を目的とした出力500kW以上の「発電事業用途」が749MW(前年同期比15%減)、オフィスや工場・公共施設など(出力500kW未満の地上設置を含む)の「一般事業用途」は308MW(同35%減)となっている。
国内出荷量を日本・外国企業別にみると、日本企業は488MW(同34%減)、外国企業は788MW(同11%減)。用途別でみると「住宅用途」は、日本企業が161MW(同21%減)、外国企業が58MW(同8%減)、「発電事業用途」は日本企業が227MW(同32%減)、外国企業が522MW(同5%減)、「一般事業用途」は、日本企業が100MW(同51%減)、外国企業が208MW(同23%減)で、日本企業の落ち込みが大きくなる結果となった。
なお、国外も含めた総出荷量は1342MWで、こちらも前年同期比で22%減少となった。海外出荷は前年同期比37%減の66MWとなっている。日本企業/外国企業の総出荷量比率は41:59、国内生産/海外生産の比は15:85で、2020年度第1四半期に比べ海外生産比率は減少した。
テスラが家庭用蓄電池「Powerwall」を日本で本格展開、認定施工会社は8社に
初の住宅用蓄電池・パワコンをついに市場投入、ファーウェイが太陽光関連の新製品を披露
非常時に太陽光の電力を活用可能に、住宅用の電力供給システムを量産化Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10