古民家にテスラ製の蓄電池、日本初の宿泊施設への導入事例に蓄電・発電機器

Tesla Motors Japanは2021年3月26日、同社の家庭用蓄電池「Powerwall」を、群馬県神流町が所有する宿泊施設に導入したと発表した。Powerwallの日本宿泊施設への導入は、日本では初だという。

» 2021年03月29日 13時30分 公開
[スマートジャパン]

 Tesla Motors Japan(以下、テスラ)は2021年3月26日、同社の家庭用蓄電池「Powerwall」を、群馬県神流町が所有する宿泊施設に導入したと発表した。Powerwallの日本宿泊施設への導入は、日本では初だという。

「古民家の宿 川の音」に導入したテスラの家庭用蓄電池「Powerwall」 出典:Tesla Motors Japan

 Powerwallは容量13.5kWh(キロワット時)の家庭用蓄電池で、最大10台、135kWhまでの拡張が可能。パワーコンディショナーを内蔵しており、外形寸法は1150×755×155mm、重量は114kg、屋内外の設置に対応している。出力は5kW(ピーク時7kW)で、停電時には200V家電の利用も可能だ。

 今回Powerwallを導入した、「古民家の宿 川の音」は、築130年の古民家を活用した宿泊体験施設。Powerwallの他、同社の電気自動車「Model 3」や充電設備、太陽光発電も導入されており、宿泊者はクリーンでサステナブルな生活を体験できるという。

宿泊者が電気自動車「Model3」を利用できるキャンペーンも実施するという 出典:Tesla Motors Japan

 なお、蓄電池の設置などは、テスラの認定提供会社であるトラストバンクが実施。両社は、今回の取り組みを通じて「古民家の宿 川の音」、そして神流町全体における再生可能エネルギーの利用および地域のエネルギーレジリエンスの強化に貢献するとしている。

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