東京ガスは2021年5月27日、戸建住宅に太陽光発電と蓄電池を提供する第三者所有モデルサービス「あんしんWでんち」を開始すると発表した。
東京ガスは2021年5月27日、戸建住宅に太陽光発電と蓄電池を提供する第三者所有モデルサービス「あんしんWでんち」を開始すると発表した。
このサービスは東京電力・東北電力エリアの戸建住宅が対象。災害による停電などの備えとして、ネクストエナジー・アンド・リソース社製の太陽光発電設備と容量10.24kWHの蓄電池を、東京ガス所有の設備として設置する。設置に掛かる初期費用は0円で、顧客はこれらの設備を定額で利用できる。
料金は10年契約の場合で月額1万7900円(税込、以下同)、15年契約の場合で1万1900円。また、先払いで30万円を支払うプランも用意しておりこちらの場合、10年契約で1万4900円、15年契約で9900円。なお、どちらのプランにおいても、太陽光発電による電力の利用料金は28.30円/kWhとなっている。
太陽光発電で発電した電気のうち、余剰電力は東京ガスの所有となる。太陽光発電で賄えない電力は、顧客が契約する小売電気事業者より購入する仕組み。東京ガスとの電力契約は必須ではない。契約期間満了後は、太陽光発電・蓄電池設備を同社から無償で譲り受けるか、または顧客の費用負担で撤去し東京ガスに返還する。
東京ガスでは今後、中部電力エリアでもこのプランを提供する計画だ。
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