ソーラーフロンティアが住宅向け単結晶シリコン太陽電池の新製品を発表。同年11月1日から受注を開始する。
ソーラーフロンティアは2021年10月29日、住宅向けの単結晶シリコン太陽電池モジュールの新製品「SFB250-88A」を発表した。同年11月1日から受注を開始する。
新製品は出力250W、最大出力動作電圧25.08V、変換効率19.3%、外形寸法1320x977x35mm、重量は14.0k。同社のCIS薄膜太陽電池モジュール「SFKシリーズ」のコンパクトタイプのモジュールとほぼ同サイズでありながら、より高い出力を実現。狭い屋根にも設置しやすく、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)にも最適だという。
デザイン面では住宅屋根と調和しやすい黒を基調とした意匠に。独自の施工方法を導入することでモジュールの設置高さを抑えることができ、屋根と一体感のある仕上がりを実現できるという。また、住宅用だけでなく公共産業用としても使用できる高い耐荷重性能を持つとした。
出力保証期間はCIS薄膜太陽電池モジュール「SFKシリーズ」と同じ20年。保証値は1年目97%、以降20年目まで毎年-0.7%の出力を保証する。
ソーラーフロンティアは2021年10月12日に、CIS薄膜太陽電池の生産から撤退し、今後は結晶シリコン系太陽電池をOEM調達する方針を発表。今回の新製品もOEM調達によるもので、生産は日本国内で行われる。
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