GSユアサが産業用電源装置および蓄電池の価格を改定すると発表。同年4月1日出荷分より、メーカー出荷価格を10%以上値上げする。
GSユアサは2023年3月1日、産業用電源装置および蓄電池の価格を改定すると発表した。同年4月1日出荷分より、メーカー出荷価格を10%以上値上げする。
昨今、電源装置や蓄電池に使用する銅などの非鉄金属や鉄鋼材、樹脂などの価格高騰が続いている。さらに生産工程で使用する電気やガスの料金も上昇傾向にある。
GSユアサではこれまでも価格改定を実施してきたが、昨今の世界情勢の不安定化により、鉄鋼材や電子部品の価格、電気やガスなどの光熱費、人件費等が一層の高騰を続けているという背景や、自社努力によるコスト削減が限界を迎えたことから、今回の価格改定を決めたという。
値上げの対象となる商品は、直流電源装置、交流無停電電源装置、汎用UPS、太陽光発電パワーコンディショナー、保守用部品、蓄電池盤、蓄電池架台、産業用鉛蓄電池、産業用リチウムイオン電池となっている。
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