マーケットメカニズムに立脚したGX(グリーントランスフォーメーション)の加速、金融市場機能を生かした新たな資金循環、これらを後押しするルールメイキングとは? 新経済連盟が公表したカーボンニュートラルビジョンの内容を紹介する。
一般社団法人 新経済連盟(代表理事:三木谷浩史)が2023年4月26日、政策提言「新経済連盟カーボンニュートラルビジョン」を公表した。5月17日に都内で説明会を開催し、同連盟カーボンニュートラルワーキンググループ座長の吉田浩一郎氏(クラウドワークス代表取締役社長)と同副座長の城口洋平氏(ENECHANGE代表取締役CEO)が提言の解説を行った。
新経済連名は、「eビジネス、ITビジネスをはじめとしたさまざまな新産業の発展を通じ、国政の健全な運営、地域社会の健全な発展に資すること」および「新産業の公正かつ自由な経済活動の確保、促進及びその活性化による国民生活の安定向上に寄与すること」を目的に、2012年に設立された経済団体。スタートアップから大企業まで、規模や業種の垣根を越えて多様な企業が加盟しており、約50名の理事・幹事のうち半数以上を創業者が占める。
今回発表された「新経済連盟カーボンニュートラルビジョン」は、カーボンニュートラル実現のために国が取るべき政策の方向性に関して、連盟としての考え方を示したもの。まず、基本方針として次の5つを挙げている。
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