ハンファジャパンのグループ会社であるQ.ENESTホールディングスが、1年単位で契約更新可能な短期コーポレートPPAモデルのサービスを開始する。
ハンファジャパンのグループ会社であるQ.ENESTホールディングスは2025年4月7日、1年単位で契約更新可能な短期コーポレートPPAモデルのサービスを開始すると発表した。
国内でも需要家が初期費用などのコスト負担なく発電設備を導入できる第三者所有モデル(PPAモデル)が広がっているが、一般にその契約年数は20年などの長期になることが多い。今回Q.ENESTホールディングスでは、こうしたPPAモデルの長期契約を懸念していた企業向けに、自社開発の太陽光発電所を活用することで短期での契約を可能にした。
具体的には同社の子会社であるQ.ENESTパワーが保有する国内の太陽光発電所の電力を、同じく子会社のQ.ENESTでんきが地域電力会社の送電網を通じて需要地点に提供する。
また、契約期間中には環境価値のみを需要家に移転するバーチャルPPAから、直接的に再エネ電力を供給するフィジカルPPAへのプラン変更も可能としている。
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