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片道1万円ちょいのLCC「香港エクスプレス」で充実の香港1泊2日弾丸ツアー目的がマニアックすぎるって言わないで(4/4 ページ)

片道1万2700円(燃油サーチャージ込み)で羽田から香港へひとっとび。しかも行きは深夜発。仕事を終えた金曜夜から出発できる――これ、なかなか良くないですか?

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帰国後はちょっと大変。そこさえクリアすれば香港LCCは「アリ」

 帰国についてもリポートしておきましょう。香港の中心街から香港国際空港へは高速鉄道のエアポートエクスプレスで行くのが一般的。香港エクスプレスの出発ロビーは「ターミナル2」側なので、エアポートエクスプレスで到着したとき、進行方向右側のホームに降りることになります。

 香港エクスプレスの羽田帰着便は、香港国際空港を19時5分に出て、羽田着は0時30分(いずれも現地時間)。出発の1時間前までにチェックインが必要ですが、荷物の機内預けが有料のLCCでは手荷物が多くなりがち。空港内のショッピングも楽しいので、なるべく早めに空港に着いておくべきでしょう。

香港エクスプレス
香港エクスプレスのカウンターは香港国際空港の第2ターミナル側にあります
香港エクスプレス
香港国際空港でも一番離れたゲートから出発する

 問題は羽田空港に着いた後、自宅までの交通手段です。深夜0時30分に到着ということは、京浜急行(最終0時23分京急蒲田行き)、東京モノレール(最終0時10分浜松町行き)はすでになく、深夜バスもほぼ全滅です(いずれも取材時の情報です)。

 空港からタクシーで帰るか、空港内のカプセルホテルに泊まるかという選択もありますが、それではLCCで格安旅行をした意味がなくなってしまいます。となると、空港内ロビーで始発を待つくらいしかありません。ここは何とか改善してほしいところ。

 ウルトラC的な解決策も考えてみました。それは香港の日程をもう一夜増やし、香港エクスプレスの帰りの便を「関空行き」にすること。こちらのスケジュールは香港発9時30分、関空着13時55分なので、大阪観光も楽しめます。これなら香港ディズニーランドに加え、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンも遊べるという、テーマパーク好きにはたまらない旅になるかもしれません。大阪から東京へは新幹線でもいいのですが、関空→成田の国内LCCに乗り継ぐという手もいいですね。

 普段あまり海外旅行をしない筆者としても、香港の近さと手軽さを考えると「LCCは十分アリ」と思えた体験でした。1泊程度でも気軽に行ける距離と値段なので、何か1つ理由を見つけてまた香港に行きたいなあと思います。

香港
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