ITmedia NEWS >

検索サイトで検索サイトを検索するSurvey Weekly Access Top10

» 2004年12月08日 17時41分 公開
[松山由美子,ITmedia]

 先週のトップは、Yahoo! Japanの2004年度の検索ランキング。上位はそれほど昨年と大きな差はないのだが、わざわざこれを検索するのかなぁ?? と思うほどよく知られたサイトが並ぶ。

 1位はまたも「2ちゃんねる」。まだまだ知らないひとが多いということか。ネットを始めたら誰でも一度は検索する定番なのかも。他にも楽天やJAL、Amazon、ANAなど社名にco.jpをつければたどり着けるような有名サイトばかりで、10位以内で普通名詞は「壁紙」だけ。あとはすべて固有のサイトを指すキーワードだ。ちなみに固有のサイトがキーワードとなってランクインしているものは筆者が、URLを空で言える、あるいは当てずっぽうでURLを入れてもすべてヒットした。少しインターネットを経験したことがある人なら同様だろう。Yahoo!で有名サイトを検索している人は、Yahoo!には検索しなくてもたどりつけたのかな。それだけYahoo!は知名度が高いということでしょうか。

 ランキングを眺めて目に付くのは、2位に「Google」、3位に「goo」、11位に「MSN」と検索サイトおよび検索ポータルサイトが登場していることだ。「検索サイト」で「検索サイト」を「検索」するという「検索」の3乗という奇妙な状況だ。まあ、gooやMSNは検索機能以外のコンテンツも豊富だし、Googleでもニュースが始まったので、サイトを探した目的は「そのサイトで検索すること」ではないとは思うが、不思議な感じである。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.