6位 スマトラ沖津波は神がもたらした――米国人の4分の1が信じ、日本人は信じない
8位 Weekly Top 10:オークションにおける「ナンピン買い」
9位 意外と冷静?ヤフオクで「レア物にいくらでも出す」は少数
10位 誰がキラーコンテンツを殺しているのか? 第5回 日本のアニメは米国でキラーコンテンツになれるのか?(前編)
先週のトップは、話題になったキーワード「負け犬」が目を引く20〜39歳の独身男女の恋愛・結婚感についてのネット調査。このニュースのどこがITなんだというツッコミはなしにして(笑)、自分を「負け犬」と思っている30代独身女性は4割、というのは果たして多いのか少ないのか。
負け犬の定義?は、たとえどれだけ仕事で成功していようとも、お金を持っていようとも「30代・独身・子ナシ」だと負け犬だ。だったら仕事もパッとせず、預貯金もない、当然マンションなんか持ってない筆者なんぞ、負け犬の中の負け犬。キング・オブ、いや、女だからクイーン・オブ・負け犬である。否定はしません。
何をもって勝ち負けと判断するのかは微妙だが、日本の社会一般的にみれば「30代・独身・子ナシ」は、「全勝優勝」とは言い難い。だいいち得することはあまりない。単身だと税金は高いし、ゆくゆくは部屋を貸し渋られるケースもでてくるかもしれない(年配の独身女性はなかなか引っ越さないので嫌がられるそうだ)。親戚が一堂に会する席ではイジメに遭うし、会社じゃセクハラまがいのからかいも受ける(誤解のないよう言っておくと、あくまで一般論です)。何より老後が心配だ。
いいところと言えば、せいぜい、朝まで遊んでても休みの日に昼過ぎまで寝ていても、掃除を1週間さぼっても誰にも文句を言われない。それくらいだが、筆者のように「負け犬生活」も長くなると、それがなかなか何物にも代え難いものになり、“勝つ”より得難い利点だったりする。それが利点だと思えるからこそ、負け犬状態にになったともいえる。クイーン・オブ・負け犬たるゆえんだ。自慢してどうする。
でもまぁ、ほら、「負けるが勝ち」っていうしね。と、考えるところが、もはや「負け犬の遠吠え」なのかもしれませんが。
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