米Webトラフィック測定企業comScoreは1月31日、世界のユニークビジター数による12月のランキングを発表した。1位は5億870万人のMicrosoft系サイト、2位はGoogle系サイト(4億9400万人)、3位はYahoo!系サイト(4億7700万人)だが、伸び率では前年同期比13%増のGoogleがトップだった。MicrosoftとYahoo!の伸び率はそれぞれ5%。世界全体でのユニークビジター総数(15歳以上)は7億4100万人だった。
| 順位 | Webサイト | ユニークビジター数合計 |
|---|---|---|
| 世界合計 | 740,984 | |
| 1 | Microsoft | 508,659 |
| 2 | 494,170 | |
| 3 | Yahoo! | 476,761 |
| 4 | Time Warner Network | 260,387 |
| 5 | eBay | 251,423 |
| 6 | Wikipedia | 164,675 |
| 7 | Amazon | 151,033 |
| 8 | Fox Interactive Media | 135,730 |
| 9 | CNET Networks | 114,940 |
| 10 | Ask Network | 113,881 |
| 11 | Apple Computer | 111,131 |
| 12 | Adobe | 100,421 |
| 13 | Lycos | 83,724 |
| 14 | Viacom Digital | 76,171 |
| 15 | New York Times Digital | 68,010 |
| (資料:comScore World Metrix。15歳以上で自宅・オフィスからアクセスしたユニークビジター数。ネットカフェなど公共のマシンや携帯端末からのアクセスは除く) | ||
Googleのビジター数が伸びている理由についてcomScoreは、国際的な知名度が高まり、一部のGoogleアプリケーションが急速に普及していると説明。例えば、Google Image Searchの2005年12月から2006年12月にかけてのユニークビジター数は40%増、Gmailは71%増、Google Mapsは62%増を記録しているという。
またcomScoreは同時に、2006年通年での分野別ユニークビジター数伸び率を発表した。それによると、世界全体でのオンライン人口(ユニークビジター数)は2005年から10%増。分野別で最も伸びたのがマルチメディア(37%)で、最大の貢献者は前年比1972%増(12月のビジター数1億2000万人)のYouTubeである。伸び率2位(33%)はコミュニティー分野で、MySpaceが前年対比159%増の9000万人、Bloggerが同90%増の9300万人を記録した。伸び率3位(16%)のメールをけん引したのはGmailで、前年対比71%増の6000万人だった。
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