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» 2007年03月26日 18時53分 UPDATE

仕事耕具:春から始める――英語学習できるツール

もうすぐ3月も終わり、新年度が始まる。心機一転、学習意欲に燃えている方も少なくないはずだ。語学学習を例に、ビジネスパーソンが使える学習機器をご紹介しよう。

[鷹木創,ITmedia]

 英語を手軽に勉強したい――。そんなことを思っているビジネスパーソンは筆者を含めて少なくないはず。もうすぐ3月も終わり、新年度が始まる。心機一転、英語を学ぶためのツールを紹介しよう。

気軽にやるならニンテンドーDS

 人気の衰えることを知らない携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」でできる語学学習といえば、2006年1月に発売された「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」だろう。英語の発音を聞いて、スタイラスペンでその英単語を書き込んだり、出題された英単語を発音したりして学習する。すでに国内150万人以上のユーザーが利用しているという。

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 3月29日には第2弾となる「英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け」(以下、もっとえいご漬け)も発売になる。電話の受け答えや駅のアナウンス、さらには友達同士、客と店員、上司と部下の会話など、約400の多彩なシチュエーションを収録。環境音や国ごとのなまりまで再現されているので、臨場感のある実践的なトレーニングが可能だという(2月22日の記事参照)。

 価格は、えいご漬け、もっとえいご漬け、ともに3800円。ニンテンドーDS Liteの本体価格1万6800円とソフトの価格を合わせても2万円程度だし、すでにDS本体を持っている場合は4000円程度の出費で英語学習が始められるのは値ごろ感がある。ゲーム感覚で楽しめば学習効果も高いかもしれない。

 ただ、「通勤電車の中で学習する」ことを念頭に置くと、DSには短所もある。「ゲーム機はちょっとはずかしい」という方もいるだろうし、満員の車中であれば発声を伴う問題は現実的に解くことが難しい。また、動いている車中でスタイラスペンを操るにはそれなりのコツもある。「片手でできる学習端末を探している」という方もいるはずだ。

シンプルな単語学習ならコクヨのメモリボ

 簡単操作でシンプルな単語学習なら、コクヨS&Tの小型端末「memoribo」(メモリボ)もオススメだ(2005年12月の記事参照)。PCで問題と回答を作成し、USB経由で本体に送信。単語カード2000ページ分の質問と回答を収録可能で、1ページに全角で48文字まで入力できる。ボタンをワンタッチすることで、問題画面と回答画面を切り替えて学習する。自動ページ送り機能や問題をランダムに表示する機能を備えた。

 大学入試用英単語集「英単語ターゲット1900」(旺文社、以下同)に掲載された英単語1900語をあらかじめ収録しているほか、専用サイトで「漢字ターゲット1700」「日本史年代暗記ターゲット312」「世界史年代暗記ターゲット315」のコンテンツも無償公開する。

st_en02.jpg メモリボ

 2006年10月には、問題と回答に加えて全角1000文字以内の情報を400件登録できる「情報カードモード」を追加した「memoribo W」(メモリボダブル)も発売した(2006年11月の記事参照)。こちらの収録コンテンツは、「知っておきたい分野別ビジネス英語」から英単語と語義を抜粋引用したもののほか、「新ビジネスマナー事典」から「早引きビジネス用語」「正しく知りたいビジネス用語」などである。

 価格はメモリボが7140円。オープンプライスのメモリボダブルは実勢価格で1万円前後の見込み。本体サイズは、メモリボが98×15×40ミリ(幅×厚さ×高さ)、メモリボダブルが98×15×44ミリ。重さはいずも約50グラムと軽量だ

st_en03.jpg メモリボダブル

 メモリボは7000円程度の出費で学習できるので、比較的値ごろ感はある。ただ、あくまでも単語学習なのでリスニングの学習はできないのが難点だ。

マルチ・スパイラル学習法で通常の4倍早く暗記できる!?

 3月26日にマキテックが発売した「暗記君」も、本体サイズは60×107×17ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは100グラムという携帯電話サイズの小型学習用端末。十字キーとボタンを装備し、片手で操作できるのが特徴だ。2.5インチカラーTFT液晶やminiSDカードスロットを搭載し、メモリカードに保存したJPEG形式の写真ファイルやMP3ファイル、MP4形式の動画ファイルなども再生できる。

st_en04.jpg 暗記君

 コンテンツは、TOEICテスト向けの「マルチ・スパイラルTOEICテスト600点攻略・860点攻略パック」のほか、中国の4年制大学に留学するためのHSKテスト向けの「中国語入門・上級パック」などを用意した。3択や4択あるいは○×形式の選択肢を選んで回答する。いずれも学習状況に合わせて、出題順序を自動的に組み替えて出題することで学習効果を高めるアルゴリズム「マルチ・スパイラル学習法」を採用。「通常の学習に比べて4倍早く暗記効果が得られる」という。

 価格はオープンプライスだが、本体のみで3万3000円程度になる見込みと、若干高価なのが難点。TOEICテスト向けコンテンツとのセットも3万6000円程度となっている。

 実は、暗記君にはプロトタイプとしてテスト販売されていた「英単語君」というモデルもある。こちらはソフト同梱版が1万円前後で販売されているようだ。ファームウェアのバージョンが異なるため、暗記君用のコンテンツが使えないのは大きな差だが、本体の機能としては暗記君に追加された「終了」「成績」ボタンがないなどだけで、基本機能に差はないといっていい。すでにマキテックからの出荷は終了しており、店頭の在庫分しかないので、気になる人はチェックしてみるのもいいだろう。

st_en05.jpg こちらは事前に販売していた「英単語君」。ボタンの配置や形状が異なる。また、ファームウェアのバージョンが異なるため、暗記君用のコンテンツが使えない

 英語学習のやり方も人それぞれ。今回は詳しく紹介しないが、リスニングに的を絞れば、iPodなどのポータブルプレーヤーやICレコーダを利用するのも有効だろう。ICレコーダによっては、再生スピードを調整できたり、特定の部分だけを繰り返して再生したりできるので、英語スキルに応じて調整するといいだろう。

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