予期せぬアクシデントに備えておくことが「一流の気づかい」ちょっとした気づかい

一流の場所に足を運んで、「一流の気づかい」を学ぼう。

» 2015年02月23日 05時00分 公開
[森本早苗,Business Media 誠]

集中連載:ちょっとした気づかい

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 この連載は森本早苗著、書籍『ちょっとした気づかいがあなたの人生を変える』(アスコム)から抜粋、再編集したものです。

人間関係がうまくいっている人に共通する要素があります。それは、「気づかい上手である」ということです。

 ・お礼の手紙は手書きで丁寧に書く
 ・いつもはっきりした声を出す
 ・「いつでもいい」と言われてもすぐに行動する
 ・相手の家族のことも気づかう
 ・おしゃれであるよりも、まずは身ぎれいな服装をする

「気づかい」は、お金もかからず誰でもすぐにできるとても大切なスキルですが、意外にできていない人が多いのも事実。

この本では、55年間トップセールスを記録し続けているカリスマポーラレディが日々実践している「気づかいの極意」をはじめて公開しています。83歳の今もなお現役で、成果を出し続けていられる理由がこの「気づかい」にあるのです。


 一流の飲食店やホテルの従業員さんからは、学ぶべきところが多いものです。彼らはまさに「気づかいのプロ」です。その接客の技やおもてなしの心を、あなたの仕事や人生に、積極的に取り入れてみませんか。

 例えば、格式ある老舗ホテルの車寄せの従業員さんの中には、小銭をポケットに用意している人がいるといわれます。

 ホテルを利用するお客さまの中には、たまに小銭を持ち合わせていない人がいるため、いつでもタクシー代を立て替えられるよう常備しているというわけです。

 予想しにくいアクシデントに、どれだけ備えられるか。

 つまり、想像力を鍛えることが「気づかいの達人」への近道なのです。

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