ブランドダイアログは、企業のクライアントPCの活用されていないリソースを集め、再利用できるサービスの提供を開始した。従量課金制のグループウェアも併せて提供する。
ブランドダイアログはこのほど、「エンタープライズ版 GRIDY forプライベートクラウド」とSaaS(サービスとしてのソフトウェア)形式で提供する「有償版SaaS型クラウド・グループウェア GRIDY」の提供を開始した。
エンタープライズ版 GRIDY for プライベートクラウドは、自社で運用しているクライアントPCのCPUやHDDの遊休リソースを集め、仮想的なストレージやファイルサーバとして利用できるもの。ブランドダイアログが開発した独自のミドルウェアをPCにインストールすると、最短5営業日でリソースを集める。価格はソフトウェアライセンスの初期費用が30万円から、月額費用は50万円。
有償版SaaS型クラウド・グループウェア GRIDYは、従量課金型のグループウェア。社内情報の共有やスケジュール管理に必要な機能を提供する。初期費用は無料。利用したストレージ容量に応じて月額課金する仕組みで、1Gバイトの場合2000円。
いずれのサービスも取得できるアカウント数は無制限で、契約期間は1年からとしている。
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