ブランドダイアログはインターネット経由で各種機能が使えるSaaS型グループウェア「GRIDY」の提供を開始した。無料で利用でき、ユーザー数は無制限。
ブランドダイアログは2月24日、インターネット経由で各種機能が使えるSaaS(サービスとしてのソフトウェア)型グループウェア「GRIDY」の提供を開始した。価格は無料で、利用できるユーザー数は無制限。
GRIDYは、スケジューラーやWebメール、アドレス帳など23の基本機能を持つグループウェア。社外と情報共有できる「グループ共有機能」や大容量のファイルを共有できる「管理機能」、ほかのグループウェアからのデータの移行などができる「インポート機能」も備えている。
SaaS形式で提供するため、ユーザー企業はグループウェアの利用に自前のサーバを用意する必要がない。バージョンアップやメンテナンスもブランドダイアログが担当する。
GRIDYはクライアントPCに専用ソフトウェアをインストールして使う。同社は、専用ソフトウェアを通じて、クライアントPCのCPUおよびHDDの処理能力の一部を受け取り、独自の仮想スーパーコンピュータの処理に使う。「集めた処理能力を企業や研究期間に有償で提供するため、GRIDYを無料で提供できる」という。
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