Starbucks、有料コンテンツも読める無料Wi-Fiサービスを発表

これまで制限付きだった米Starbucksの無料Wi-Fiサービスが7月1日から制限なしになる。秋からはWall Street JournalやNew York Timesの有料コンテンツを無料で読めるようになる。

» 2010年06月15日 07時53分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Starbucksは6月14日(現地時間)、米AT&TのWi-Fi回線を無料で使えるサービスを7月1日から米国内の全店舗で開始すると発表した。秋には有料コンテンツが無料で読める「Starbucks Digital Network」もスタートする予定だ。

 同社は2008年4月から店舗でのWi-Fiサービスを提供してきたが、無料で利用できるのはAT&T加入者か、Starbucks Card購入者に限られていた。7月1日からはそうした条件なしに、「1クリックで」無制限に利用できるようになる。

 秋のスタートを予定しているStarbucks Digital Networkは、さまざまな有料サイトやサービスを無料で利用できるサービス。米Yahoo!の専用ポータルを通じて、Wall Street Journal、New York Times、USA TODAYなどの制限付き有料コンテンツを無料で閲覧できるようになる。発表文には、提携するコンテンツ提供者として米AppleのiTunesも含まれているが、具体的にどんなコンテンツが無料でダウンロードできるのかは不明だ。

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