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» 2011年05月26日 14時10分 UPDATE

企業のモバイル依存が高まる――McAfeeが実態調査

企業のモバイル利用とセキュリティに関するMcAfeeの調査では、18%が「極度に依存している」と答え、約7割が1年前よりも依存度が高めていることが分かった。

[國谷武史,ITmedia]

 米McAfeeは5月26日、企業でのモバイルデバイス利用とセキュリティに関する調査レポートを公開し、業務でのモバイル活用が進んでいる実態が明らかになった。18%が「極度に依存している」と答え、1年前よりも依存度を高めている企業は約7割に上った。

 調査では、49%の企業がモバイルデバイスに大きく依存していると回答。企業ネットワークに接続されるモバイルデバイスの63%がプライベート利用されていることも分かった。業務とプライベートで利用されるモバイルデバイスの内訳は、ノートPCが72%と最も多く、以下はスマートフォン(48%)、リムーバブルメディア(46%)、外付けHDD(33%)、ネットブック(19%)、タブレット(10%)。業務で使われるスマートフォンの機能は、メールが93%、連絡先の管理が77%、Webアクセスが75%、予定表が72%だった。

 セキュリティ面では、4割の企業がデバイスの紛失・盗難を経験しており、半数の企業ではデバイスに重要な業務データを保存していた。デバイスの紛失で金銭的な影響を受けたケースは約3分の1だった。また、ユーザーの51%はパスワードやPINコードをデバイスに保存し、クレジットカード情報を保存しているユーザーは42%に上る。34%のユーザーは仕事関連の機密情報を保存していた。

 セキュリティ対策として、週1回以上の頻度でデータをバックアップしているユーザーは半数に満たなかった。企業側では95%がモバイルデバイスに関するポリシーを導入している一方で、それを従業員が十分に理解しているとした企業は3割にとどまった。自社のポリシーを厳しいと感じる従業員は半数以上だったが、IT担当者では25%だった。

 調査はMcAfeeがカーネギーメロン大学に委託し、日本を含む14カ国1500人以上の企業のIT担当者や従業員を対象に実施した。

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