ブロケード、最大320Gbpsのスタック構成が可能なスイッチを発売

ブロケードは、40Gbps対応の全2重スタッキングポートを4ポート搭載するスイッチ「Brocade ICX 6610」を発売する。

» 2011年11月16日 14時10分 公開
[本宮学,ITmedia]

 ブロケード コミュニケーション システムズは11月16日、スイッチ製品「Brocade ICX 6610」を同月中に発売すると発表した。

 新製品では40Gbps対応の全2重スタッキングポートを4ポート搭載し、総帯域幅で最大320Gbpsとなるスタック構成を可能にした。さらに各スイッチに最大8ポートの10ギガビットイーサネット(GbE)ポートを搭載でき、アグリゲーションレイヤやコアレイヤでの高速接続を実現するとしている。

 併せて同社は、シャーシ型のアグリゲーション/コアスイッチ「Brocade FastIron SXシリーズ」の機能強化も発表した。新たに8ポートの10GbEに対応する高密度モジュールを追加し、同シリーズにおいて最大128ポートの10GbEポートを搭載できるようにした。このほか新モジュールでは、イーサネット通信の暗号化技術「MACsec」および省電力技術「Energy Efficient Ethernet機能」にハードウェアで対応し、ソフトの導入に伴う追加コストなしでこれらの機能を利用できるようにした。

 Brocade ICX 6610の米国での販売価格は5595米ドルから。Brocade FastIron SXシリーズの新モジュールの米国での販売価格は4495米ドルから。

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