特殊紙事業のサンオクス、クラウド型のERP製品を導入

オラクルのERPシステム「JD Edwrds EnterpriseOne」のクラウドサービスをサンオクスが採用した。

» 2012年07月02日 15時57分 公開
[ITmedia]

 特殊紙の輸出入事業などを手掛けるサンオクスは、会計システムを刷新した。システムを提供した日本オラクルが7月2日に発表した。

 サンオクスが導入したのは、オラクルのERP製品「JD Edwrds EnterpriseOne」を基に中本・アンド・アソシエイツが提供するクラウドサービス「グローバルERP&需要予測 クラウド by Nakamoto」。商品マスターの管理や在庫管理などの業務と会計業務を連携した一連のプロセスとして処理できる点を評価した。

 これまで同社では、会計、商品マスター管理や在庫管理などをすべて表計算ソフトで対応しており、取引数や扱う製品の種類が増大したことにより在庫管理が複雑化したほか、紙業界特有の素材や大きさなどを必要とする複雑な商品マスターの管理などにおいて、業務の効率化と標準化に課題を抱えていた。加えて、今後アジアでの事業拡大を見込んでおり、グローバル対応のERP製品が不可欠だった。

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