CITYVOX、リサイクルショップ約40店舗での情報共有基盤を強化

小売業の多拠点マネジメントを支援するクラウドサービスをCITYVOXが採用した。

» 2012年08月02日 16時09分 公開
[ITmedia]

 飲食やアミューズメントなどの事業を展開するCITYVOXは、本部と店舗とのコミュニケーションを強化するシステム基盤を導入した。システムを提供したドリーム・アーツが8月2日に発表した。

 CITYVOXが採用したのは、流通および小売業の多拠点マネジメントを支援するクラウドサービス「Shopらん」。本部と各店舗でのノウハウ共有や情報共有を容易にするサービスで、古本およびDVDの販売を中心とした同社のリサイクルメディア事業における約40店舗のコミュニケーション基盤に活用する。

 これまでCITYVOXでは、店舗新設時には店舗運営に関するノウハウを実践できるベテランスタッフが異動して直接指導することでオペレーションの質を保ってきた。急速な店舗拡大に伴い、全国各地への異動が増加し、ベテランスタッフが抜けた穴の補充が困難になっていたほか、一部の店舗ではPCの利用時間が長くなり、接客時間を圧迫する状況も散見されるなど、増加する店舗やスタッフの統制に課題を持っていた。

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