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» 2013年02月13日 20時25分 UPDATE

個人のセキュリティ意識「まだまだ低い」 MSやヤフーらが意識向上キャンペーン

MSやヤフーなどがPCセキュリティ意識強化プロジェクト「LOVE PC 2013」を展開。ソフトウェアの脆弱性を放置しがちな一般ユーザーに対し、アップデートの重要性を訴えていく。

[本宮学,ITmedia]
photo 「LOVE PC 2013」公式サイト

 2月は政府の情報セキュリティ月間。日本マイクロソフト、アドビシステムズ、ヤフーなどで構成する「情報セキュリティ対策推進コミュニティ」は今月、PCセキュリティ意識の向上に向けた共同プロジェクト「LOVE PC 2013」を展開している。一般ユーザーは脆弱性を放置したまま旧バージョンのソフトを使用していることが多いとして、Webサイトなどでアップデートの重要性を訴えていく。

 情報処理推進機構(IPA)が実施した「2012 情報セキュリティの脅威に対する意識調査」によると、Windows Updateなどによるセキュリティパッチの更新を行っているユーザーは61.3%、Adobe Readerを最新版にバージョンアップしているユーザーは45.1%に過ぎないという。IPAの大森雅司氏はこの割合について「まだまだ低い」として、ソフトウェアアップデートによるセキュリティ対策の重要性を訴えていくと強調した。

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 調査によると、ユーザーがバージョンアップを行わない理由のトップは「更新方法が分からない」(43.9%)で、以下「手間がかかる」(22.0%)、「更新メリットが不明」(16.9%)などが続く。そこでIPAは、「簡単に使える」(大森氏)というソフトウェアバージョン管理ツール「MyJVN バージョンチェッカ」やサイバーセキュリティ注意喚起サービス「icat」などを提供し、安全なPC利用を支援していくという。

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 さらに今年は、PCだけでなくスマートフォンのセキュリティ対策も呼びかけていく。ヤフーの佐竹正範氏(ソーシャルアクション室 室長)は「スマートフォンの普及に伴い、ユーザーがスマートフォンから個人情報などを入力する機会が増えつつある」と指摘。ID/パスワード認証のさらなる徹底が求められるとして、「Yahoo!JAPAN」に実装したワンタイムパスワード機能について説明した。

 ワンタイムパスワード機能は、通常のIDとパスワードによる認証に加え、使い捨てのパスワードをユーザーの登録メールアドレスに通知。そのパスワードを入力しないとログインできないという仕組みだ。同機能はスマートフォンからも利用でき「フィッシング詐欺対策に有効」(佐竹氏)という。

photo レイとランのスマホ事情

 IPAも、個人が使用するスマートフォンのセキュリティ対策を訴えていく。2月には、スマートフォン向けセキュリティ情報漫画「レイとランのスマホ事情」をサイトで公開。「ユーザーが楽しみながらセキュリティ情報を得られるコンテンツを今後も充実させていきたい」と大森氏は話している。

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