サークルKサンクス、ハイブリッドタブレット1700台を導入導入事例

サークルKサンクスは、スーパーバイザー向けにハイブリッドタブレットを導入し、ワークスタイルの変革を行った。同時に、本部システムの全社情報共有基盤を刷新し、全社情報の整理、各種申請の電子化など、見える化も実現している。

» 2013年04月25日 18時09分 公開
[ITmedia]

 コンビニエンスストアチェーンのサークルKサンクスは、富士通のハイブリッドタブレット「STYLISTIC(スタイリスティック) Q702/F」を1700台導入し、3月から本格展開した。端末を提供した富士通が4月25日、発表した。

 サークルKサンクスは、スーパーバイザーと店舗開発担当者が主に利用する端末として、端末2台を所有することなく、1台で2ウェイ利用を実現するSTYLISTIC Q702/Fを採用。同端末を使って、スーパーバイザーが、外出先から店舗状況のタイムリーな報告やカメラを利用したテレビ会議など、外出先での業務効率化を図れるようにした。事務所に戻った後は、PCスタイルに変形することで、報告書などの書類作成も効率的に行えるという。

 また、富士通は社内実践ノウハウをもとにMicrosoftのExchange Server、SharePoint、Lyncなどソリューションを採用した情報共有基盤をサークルKサンクスに提供。この基盤上の業務システムの開発では多様化するマーケットニーズに対応するため、サークルKサンクスがアジャイル手法を採用して、柔軟かつ迅速なシステム適応を可能にしたという。システムは2012年12月から順次稼働を開始している。

 サークルKサンクスは利便性向上のため、今年度中にWindows 8へのバージョンアップを検討しているという。

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