パソナテック、「Job-Hub」会員向けにソーシャルアカウントを付与導入事例

パソナテックは、クラウドソーシングサービス「Job-Hub」の会員のワークスタイル革新を目的に、Office 365で提供するYammerの2万アカウントを付与する。

» 2013年11月08日 18時28分 公開
[ITmedia]

 パソナテックは、同社が運営するクラウドソーシングサービス「Job-Hub」の会員に、日本マイクロソフトのOffice 365で提供する企業向けSNS「Yammer」の2万アカウントを付与し、クラウドソーシングを活用したワークスタイルの革新を図る。

 パソナテックが運営する「Job-Hub」は、Web上で仕事の発注や受託、契約、仕事の進捗管理や支払いが完結するクラウドソーシングサービス。同サービスでは会員となる個人事業主や在宅ワーカー、コワーカーより、「クライアント及びコワーカー同士のコミュニケーションを円滑にしたい」「業務上の質問や相談を気軽にやりとりしたい」といった要望が、企業からは「同様な技術・スキルを持ったコワーカー集団を形成できれば、仕事が発注しやすい」などのニーズが高まっていたという。

 そこでパソナテックは、「Job-Hub」会員の個人事業主やコワーカーなど2万人を対象に、社内外を問わず情報基盤の利用が可能なOffice 365を用いたオフィス環境の整備を決定した。エンタープライズソーシャルサービスのYammerのアカウントを付与することで、ソーシャルネットワーキング基盤及びデータ共有基盤を拡充し、高いセキュリティを備えた就業環境を提供する。

 これにより、プロジェクト単位でチームを形成した際に、離れた場所にいるコワーカー同士が、ファイルや画像の共有や貼り付けを簡単に実施できるほか、投票のアプリケーションやインスタントメッセージなどの機能を生かすことで、会員同士のコミュニケーションを円滑に行うことが可能になる。また、個別の技術テーマやスキルごとに、コワーカーのコミュニティを形成し、コワーカー同士が情報交換を行うことで相互支援が可能となり、企業がコワーカーを検索しやすくなることで業務の発注も促進するという。

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