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» 2013年12月06日 16時38分 UPDATE

導入事例:埼玉県所沢市、共通仮想基盤の構築で約9割の物理サーバを削減

100台以上の物理サーバで稼働する基幹系システムと情報系システムを、約5年にわたって順次移行する。

[ITmedia]

 埼玉県所沢市が50以上の基幹系システムおよび情報系システムのほぼ全てを対象に共通仮想基盤を構築し、7月から稼働させているという。ネットワンシステムズが12月6日に発表した。

 所沢市は従来、100台以上の物理サーバによって基幹系システムと情報系システムを稼働させていた。そのため、運用管理が煩雑になるほか、設置スペースや消費電力が増大するという課題を持っていた。そこで、共通仮想基盤を新規構築し、基幹系システムと情報系システムを約5年にわたって順次移行する。これにより、100台以上の物理サーバをブレードサーバ12台に置き換えることで約9割の物理サーバを減らし、運用管理コスト、設置スペース、消費電力を削減できるという。

 所沢市が構築する共通仮想基盤は、EMCの「VSPEX」をベースにした仮想環境が用いられている。物理サーバと仮想サーバの双方を一括管理でき、障害発生時も迅速に業務システムが復旧される構成を実現した。さらに、地方公共団体のシステム規模に応じてパッケージ化されているため、設計・検証の時間を大きく短縮し、1.5カ月という短期間で構築された。また、業務システムの移行ではネットワンシステムズが共通仮想基盤の利用ガイドラインを用意し、所沢市による業務システムの調達の負荷を軽減したという。

 所沢市では、将来的にクラウドサービスや仮想デスクトップの活用も検討している。

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