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» 2014年01月27日 14時52分 UPDATE

導入事例:鍋屋バイテック、データ分析システムの構築で受注率10%向上を目指す

創業454年の機械要素部品メーカーの鍋屋バイテック会社は、100万件以上の販売動向データを分析し、将来の成長製品開発にも活用するデータ分析システムを構築した。

[ITmedia]

 プーリーや軸継手・機械要素部品などを手掛ける鍋屋バイテック会社(NBK)が、コンタクトセンターでの見積業務の迅速化と効率化を実現すべく、過去の販売データを活用して顧客ニーズに応じた適切な提案を行うためのデータ分析システムを構築、受注率の10%向上を目指しているという。システムを提供する日本IBMが1月27日に発表した。

 NBKのデータ分析システムには、「IBM Cognos」「IBMDB2」「IBM Power Systems」が採用されている。見積り業務で利用しているSugar CRMに蓄積された顧客の見積履歴と、「IBM i」で稼働する基幹システムの出荷データや受注データなど100万件を超えるデータを統合し、「IBM Cognos」で分析する。

 NBKは海外を含む販売も手掛け、製品ラインアップは6万点にも及ぶ。見積業務とそのデータ管理は、コンタクトセンターで実施しているが、従来は受注完了の確認に時間と手間が掛かっていた。新システムの稼働後は、見積データと受注データを素早く連動させて分析ができるようになり、過去の実績を参照して顧客の購入傾向などを導き出し、迅速な提案営業を行えるようになった。

 同社では分析結果から受注につながるパターンを導き出し、類似見積りや問い合せ状況、顧客の購入状況などの参考情報をコンタクトセンターの担当者が画面で一覧できる「受注レシピ」を作成している。新システムでは、およそ3秒で「受注レシピ」に情報を表示するレスポンスを実現しているという。今後はコンタクトセンターだけでなく、営業部門や生産管理部門がデータに基づいて密に連携できる仕組みの構築を計画している。

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