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» 2017年10月23日 11時00分 公開

カメラ画像から来街者の属性を分析――六本木商店街で実証実験

六本木商店街振興組合は、来街者の属性分析を街づくり施策に生かすため、NECの画像解析技術を活用した実証実験を開始した。

[金澤雅子,ITmedia]

 10月20日、六本木商店街振興組合とNECが共同で、定点カメラを活用した街づくり施策の検討に向けた実証実験を開始した。実証実験は、NECの性別・年齢自動推定システム「FieldAnalyst」を活用して実施する。

 FieldAnalystは、AIによる画像解析技術を活用し、定点カメラの映像から人物や顔をリアルタイムに検出し、性別や年齢などの属性を自動的に推定するシステム。実証実験では、六本木交差点付近に設置したカメラの映像から、来街者の移動方向や、属性、人数を24時間リアルタイムに推定する。

Photo カメラを設置する六本木交差点付近の様子

 また、推定した来街者の属性情報を基に、商店街に設置したデジタルサイネージの表示コンテンツをリアルタイムに切り替えることによる集客効果を検証する。

 六本木商店街振興組合では、推定データに基づいた集客施策や売上向上施策の改善を図り、商店街の活性化を目指す考え。実証実験は2018年11月までを予定している。

 FieldAnalystは、大型商業施設やショッピングセンター、イベントホールなどの客層分析ツールとして活用されている。プライバシーへの対応も図られており、個人情報保護法や総務省と経済産業省によって策定された「カメラ画像利活用ガイドブックver1.0」に基づき、カメラ画像は録画せず、分析データのみを保存する運用を行っているという。

Photo「FieldAnalyst」による画面認識イメージ

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