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» 2017年12月06日 11時00分 公開

ダイキン工業、AI人材を2020年までに700人養成へ 阪大と「情報技術大学」を開講

ダイキン工業が、AIやIoTに精通した技術者を育成する社内講座「ダイキン情報技術大学」開講。大阪大学の教授が、ダイキン工業の技術者を教育する。

[金澤雅子,ITmedia]

 ダイキン工業は2017年12月5日、大阪大学と共同で、AI(人工知能)分野の技術開発や事業開発を担う人材を育成する社内講座「ダイキン情報技術大学」を開講した。

 ダイキン工業の研究開発拠点であるテクノロジー・イノベーションセンター内に講座を設け、大阪大学の教員を講師として招き、社内から選抜された受講者が9カ月間のプログラムを受講する。

 社内の幅広い部門にAI人材を育成するため、情報系技術者だけではなく、機械系や電気系、化学系の技術者、空調事業や化学事業、コーポレート部門の企画担当者など、さまざまな部門から20〜40代の社員を選抜したという。

 プログラムは、週1回のペースで6カ月間実施するAIの基礎知識の講義と、その後の3カ月間実施する実際の部門課題を取り入れたデータ解析の演習から成り、講座を通じて、所属部門に応じたAI活用を推進できる人材を育成する狙い。

 育成するAI人材像として、AIの導入によって社内課題を解決する筋道を描ける「AI技術開発人材」、実際にAIのシステムを開発できる「システム開発人材」、AIを活用した新たな事業展開を企画できる「AI活用人材」を想定。受講後は、所属部門でAI活用を推進し、健康で快適な空気や空間の創造、エアコンの素早い故障予知、工場の生産ラインや部品調達のスマート化など、AIを活用したさまざまな仕組みの構築に取り組むことを見込む。

 ダイキン工業では、講座を通じて、現在100人程度のAI人材を2020年までに約700人に増強する考え。将来的には、講座の対象を管理職や役員、全社員にも広げる計画だ。

 なお、ダイキン工業と大阪大学は、ダイキン工業が持つ空調技術や産業技術のノウハウと大阪大学の情報科学分野の知見を結び付け、新たなイノベーションを創出することを目的に、2017年7月に情報科学分野を中心とした連携契約を締結している。今回のAI人材養成プログラムは、その一環として実施される。

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