モバイル機器の管理では「資産」と「セキュリティ」を兼ね備えるMDMが使われているが、それでは対応し切れないシーンも出てきそうだ。海外企業の視点を軸にこれからの動向をみてみたい。
企業のスマートデバイス導入におけるセキュリティ対策ではMDM(モバイルデバイス管理)がおなじみだが、ガートナー アナリストの池田武史氏は、マルチデバイスでの活用を念頭に置いたインフラの整備を推奨する。
スマホやタブレットなどの活用といっても、その活用範囲は企業によって異なってくる。ノークリサーチ・シニアアナリストの岩上由高氏は、「スマートデバイスならでは特徴を引き出し、業績に貢献するシステムが重要になる」と解説する。
スマホやタブレットに対する企業の関心が高まっているといわれるが、その実態はどのようなものか。ITmediaの独自調査と日本スマートフォンセキュリティ協会での調査から探ってみよう。
スマートデバイス導入が注目を集めるが、その「活用」はこれからというところも多い。ITmediaエンタ―プライズ編集部主催セミナーでは先進導入企業の活用事例として大成建設とリコーの取り組み、また、活用を支える最新ソリューションが紹介された。
IDC Japanの調査によれば、スマートデバイス向けに業務アプリの提供計画があると回答した企業は、全体の4分の1にも満たないことが分かった。モバイル活用の現状と普及の見通しを、シニアマーケットアナリストの富永裕子氏に聞いた。
アクセンチュアと日本マイクロソフト、アバナードは、企業でのWindows 8 タブレット端末の業務利用を支援するサービスを2013年から始める。
スマートデバイスを上手に利用することで、ビジネスに差をつける時代が到来している。今回は、リアルな事例から、スマートデバイスの真価を引き出し、収益向上につなげるためのポイントを抽出する。