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» 2007年08月31日 12時00分 UPDATE

5分で絶対に分かる:5分で絶対に分かるERP (5/6)

[鍋野敬一郎,@IT]

4分 − 次世代ERPに期待すること

 最近の傾向ですが、中堅中小企業を対象としたERP導入が急成長しています。

 これはこれまで欧米製が中心であったERPパッケージに、日本製のものが同等レベルの機能を持って多数市場に登場した点が大きな要因です。欧米製のERPパッケージがようやく日本の市場ニーズに合った機能に対応した製品を投入した点も大きいでしょう。昔は大手企業向けで10億円以上が当たり前であったERP導入投資が、現在では2000万円〜3000万円程度の投資で導入可能となったことなどが挙げられます。

 さらにWeb対応や内部統制整備といったトレンドに対しても、ERP導入の有効性が認知され、日本市場におけるERPは新しいフェイズに入ったといわれています。

 技術面や価格面といったハードルが低くなったことに加えて、ERPシステムを企業の基幹システムのベースとして置くことで経営管理や業務管理に必要な情報を一括集中して把握し、情報を活用するIT基盤として利用価値が高いことからERPの普及率はさらに向上することと思われます。

 つまりERPは、「企業全体の情報を収集し、活用するための基盤システム」として、業務の生産性を向上させるのです(図5)。

r9image05.jpg 図5:ERPシステムのデータをBIへ移して情報活用基盤にする(クリックで拡大)

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