マニュアル撮影モード、または再生モードで「メニュー/データ」ボタンを押せば、設定メニューを表示。「巻戻し」「早送り」で項目を上下に移動して、「メニュー/データ」で決定する。マニュアル撮影モードであれば、場面切替効果、プログラムAE、明るさ補正、白バランス、システム設定などを実行できる。ブランクサーチが独立したボタンではなく、しかも、再生モードの設定メニュー内に置かれているのは、少し使いづらいかもしれない。
また、電源オフの状態で「メニュー/データ」を2秒間押し続けると、バッテリー残量グラフと、撮影可能時間(液晶モニター、ファインダー使用時の各々)を表示する「バッテリーステータス」を呼び出せる(15秒間表示したあと自動的に消える)。
全体には最小限の機能を備えているのみという印象で、撮影品質もあまり高いとはいえない。しかし、低価格ながら、光学25倍ズームを備え、場面切替やプログラムAEもそれなりに豊富だ。AV入出力(ミニプラグ)やDV端子もきちんと装備している。
静止画はテープへの標準解像度撮影のみとなるが、デジタルスチルカメラと併用する人であれば、むしろ、メガピクセルCCDやSDスロットは不要かもしれない。また、価格の点から、とりあえずビデオカメラを買ってみたいという初心者ユーザーには最適といえるだろう。
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