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今年も悩ましい「ボーナスで大画面テレビ」Weekly Access Top10(5月6日〜12日)

» 2005年05月13日 23時53分 公開
[西坂真人,ITmedia]

 今週のトップ10は、本田雅一氏が“業界通”ならではの視点でバッサリ切った「なぜプラズマ人気に陰りが見えはじめたのか」という記事が1位に輝いた。プラズマvs液晶がヒートアップする大画面市場で「第3の勢力」になりつつあるリアプロTVの開発者インタビューが、今週2位に入っている点も興味深い。

 さて、そろそろ夏のボーナスの使い道をあれこれ考える時期になった。「今年こそブラウン管テレビからオサラバして“大画面でリビングシアター”するぞ」と、新製品に注目する読者も多いことだろう。

 ボーナスの金額は人それぞれだが、“大画面”を「30インチ以上のハイビジョン」と定義した場合でも、約15万円の液晶テレビ(バイ・デザインの30V型)から70V型で168万円のQUALIA 006まで実に幅広い選択肢が用意されている。お財布と相談しつつ、液晶/プラズマ/リアプロTVどの大画面にしようか、大いに頭を悩ませていることだろう。

 しかも、(いまさら)ブラウン管で地デジ&ハイビジョン対応の新製品まで登場した。この松下の32V型は実売18万円という普及価格ながら、同社自慢の高画質回路「PEAKS」をブラウン管用にチューニングして搭載している。液晶/プラズマ/リアプロTVの画作りのリファレンスにされるほど画質面では評価の高いブラウン管を「とりあえずSED登場までのつなぎに」購入するという手も悪くない。

 さらに大画面を求めるなら、インチ2000〜3000円台にまで下がっている20インチクラスの液晶テレビとフロントプロジェクターで「普段、小画面。時々、プロジェクター」という選択肢も出てくる。あー、悩ましい。

 え? 「“読者”にかこつけて、実は自分が悩んでいるんだろう」って? お察しのとおりです。

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