ITmedia NEWS >

2006年、コレ買いました――LifeStyle編集部の場合The 自腹(1/3 ページ)

» 2006年12月28日 09時07分 公開
[LifeStyle編集部,ITmedia]

 冬ボーナスの支給時期も過ぎ(予想より多かった人はおめでとうございます。少なかった人は……)、薄型テレビやデジ一眼など大物の買い物を済ませた人も多いはず。今年もさまざま製品が登場して話題を振りまいてくれたが、そうした新製品にいち早く触れる機会も多いLifeStyle編集部の面々は実際のトコロ、どんなアイテムを自腹購入してたのか?

 「今年最も印象に残った、自腹購入アイテム」を、購入の理由と満足度を添えて報告してもらった。

W記者の場合:「BRAVIA KDL-32V2000」

:購入の理由、購入時期: それまで利用していたブラウン管テレビが引っ越しの際に落としてしまったためか、画面が一部ゆがんでしまったので、薄型テレビの購入を決意。購入した時期は2006年の5月末。

photo BRAVIA KDL-32V2000

 選定理由は3つ。ひとつは21型ブラウン管テレビで利用していたラックがそのまま使えるサイズであること、ひとつはCATVにも加入しておらず、手持ちのHDDレコーダーも地デジ未対応だったので、地デジチューナーを搭載していること、もうひとつがブラック基調のデザインであること(ラックが黒だったのであわせたかった)。

 購入時には本製品を含め、東芝のREGZAや日立製作所のWoooなどいくつか該当する製品をリストアップしたが、本製品の決め手になったのは価格と在庫。当初のターゲットは「REGZA 32H1000」だったが、予算の都合で泣く泣くパス。

 次には受信画像のフレーム間に黒い画面の映像を入れる「倍速スーパーインパルス表示技術」を実装した「W32L-HR9000」の購入を検討したが、どうしたわけか筆者の近くには在庫を持つ店舗が見あたらず、購入動機のひとつでもあった「ドイツ・ワールドカップを大画面で」という目的に間に合いそうになかったので、これもパス。

 ソニーには悪いが、次点の次点で店頭在庫が豊富だった(ちょうどポイント還元率も高かったので……)「BRAVIA KDL-32V2000」の購入を決意した。

満足度: 90%。購入前、BRAVIAシリーズのお披露目発表会を取材していたせいか、パッキリとした鮮やかな色を得意とするテレビかと想像していた。こちらのレビュー記事でも言及しているが、確かに出荷時の設定で視聴する限り、個人的には「鮮やかすぎる」とも感じられる画質だった。

 ただ、画質設定を出荷時の「ダイナミック」から「スタンダード」に変更したところ、落ち着きのある好みの画質に変化したほか、画質設定の項目が豊富な点も気に入った。カスタマイズした画質パラメーターは入力インタフェースごとに割り当てることが可能なので、現在は地デジ視聴は「スタンダード」、ゲーム機を接続したS端子は「ダイナミック」、スカパー!チューナーを接続したD端子はカスタムと使い分けている。

 マイナス10%のうち5%はフルHD対応ではない点。購入当時は32インチでフルHDパネルを搭載した製品は登場しておらず、フルHDパネル製品は37インチからだった。設置スペースの問題で37インチを選択できなかったので、致し方ないとはいえ、Blu-ray Disc/HD DVDのフルHDコンテンツソフトが入手できる今では少しだけ悔いが残る。

 残りの5%は価格。ポイント還元もあり実質18万円弱で購入したとはいえ、現在では15万程度で販売されているようだ(ITmedia shopping調べ)。後継製品のKDL-V2500も登場しており、安くなるのはしかないが、値下がりしすぎではないかと……。とはいえ、デザインはとても気に入っているので、トータルとしては満足感の高い買い物だった。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.