フラッシュメモリの生産でも名をはせる同社のこと、フラッシュメモリプレーヤーの新製品も展示されていた。
ステレオスピーカー一体型の「YP-K5」は既に国内でも発表(販売開始は1月中旬)されているが、厚みを抑えたカード型の「YP-T9」「YP-K3」が来場者の注目を集めていた。
YP-T9は既に販売(北米および韓国など)されているが、YP-K3はピカピカの新製品。デザインのコンセプトはYP-K5に似ているが、スピーカーを内蔵しない一般的なスタイルにすることで、6.95ミリという薄さを実現している。
インタフェースにはタッチパネルが採用されており、指を滑らせるようにして操作する。前面には1.8インチの有機ELディスプレイを搭載し、MP3/WMAの再生およびJPEGの表示が可能。FMラジオも搭載している。2G/4G/8Gバイトの容量が用意され、サイズは96(高さ)×44(幅)×6.95(厚さ)ミリ、約50グラム。内蔵バッテリーで25時間利用できる。
カメラコーナーで見つけたのが、参考出品というワイド液晶搭載の多機能カメラ。動画撮影の可能なデジカメと言うだけでは珍しくもないが、これほど大型のワイド液晶を搭載するのは類がない。
本体を左右に引くとレンズが現れるスタイルで、光学3倍のズームレンズを搭載している。詳細なスペックは未定とのこと。
一見するとフラッシュメモリプレーヤーだが、じつは……というのがコチラ。
実はコレ、「SGH-X830」という携帯電話。2006年11月に発表され、年末に欧米でリリースされたばかりの最新機種だ(関連記事)。
パッと見は厚みのあるフラッシュメモリプレーヤーだが、液晶部分を回転させるとキーパットが現れ、電話をかけることができる。外見通り、音楽再生の機能も充実しており、1Gバイトのメモリを内蔵し、AAC/MP3/AAC+/AAC+e/WMAの各フォーマットの音楽が再生できる。
2メガピクセルのカメラ機能、Bluetooth(A2DP)、ビデオ再生(H.263/MPEG-4)などの機能も備える。電話としては、GSM/GPRS/EDGEの各ネットワークに対応する。
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