機能面では、TVポータル「アクトビラ」のVoD(ビデオ・オン・デマンド)サービス「アクトビラ ビデオ」に対応した。MPEG-4 AVC/H.264を用いてハイビジョン解像度の動画をストリーミング配信するというもので、VIERAの発売と同時にサービスを開始する。「見たいときに楽しめるワンモアチャンネル。全画面表示の“ビデオ・フル”にも対応した」(パナソニックマーケティング本部の西口史郎本部長)。
また新たに、同社製ドアフォン「どこでもドアホン」との連携をサポート。専用オプション「ドアホン用PLCアダプターパック」(3万円前後)でネットワークに接続すると、テレビを見ているときに来客があると二画面表示に切り替わり、子画面にはドアホンのカメラ映像が映し出される。「来客が訪問販売や勧誘だった場合、リモコンの“戻る”ボタン1つでテレビ画面にもどる。呼び出しがあるたびに席を立つ必要はない」(同氏)。
地上デジタル/BSデジタル/CS110のデジタルチューナーを2基搭載(地上アナログは1基)。各デジタル放送を任意の組み合わせで2画面視聴が可能だ。入力端子はHDMI×3系統、D4×2、ビデオ入力×4(うち3つにS端子)、PC入力用のD-Sub 15ピン。i.LINK×2や光デジタル音声なども備えている。
型番 | TH-50PZ70 | TH-42PZ70 | TH-37LZ75 |
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サイズ | 50V型 | 42V型 | 37V型(液晶) |
解像度 | 1920×1080ピクセル | ||
実売想定価格 | 45万円前後 | 35万円前後 | 30万円前後 |
発売日 | 9月1日 | ||
「PZ70シリーズ」は、デジタルチューナーがシングル構成のスタンダードモデルだ。プラズマパネルは基本的に上位モデルと同じだが、内蔵スピーカーはフルレンジ×2で、「アクトビラ ビデオ」や「どこでもドアホン」連携には対応していない。HDMI端子は2系統だ。
「TH-37LZ75」は、1980×1080ピクセルのIPSαパネルを搭載した液晶VIERA。倍速駆動技術「フルハイビジョンWスピード」により動画表示性能を改善したほか、従来モデルから継承した「フルハイビジョン WコントラストAI」などで7000:1相当のコントラスト比を実現している。こちらも内蔵スピーカーはフルレンジ×2で、「アクトビラ ビデオ」などには非対応。HDMI端子は2系統だ。
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