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» 2008年11月05日 20時09分 UPDATE

BD/DVDレコーダー特集:独自の進化を果たした東芝「RD-X8」(前編) (1/5)

東芝からハイビジョンレコーダーの2008年冬モデル3製品が登場する。全製品に高精細技術「XDE」を搭載、ネットワーク接続による「スカパー!HD」録画に対応するなど、独自の進化を果たした。

[坪山博貴,ITmedia]

 東芝は、11月中旬にハイビジョンレコーダーの2008年冬モデル3製品を発売する。すべてダブルデジタルチューナー搭載のDVDレコーダーで、1TバイトのHDDを内蔵したハイエンドモデル「RD-X8」、500G/320GバイトのHDDを内蔵した姉妹機「RD-S503」「RD-S303」をラインアップ。今回もBDドライブの搭載はなく、すべてDVDメディアにのみ対応する。

photophoto ハイエンドモデルの「RD-X8」。新しい画像処理技術「XDE」を搭載。「スカパー!HD」のネットワーク録画にも対応する

 それぞれ旧モデルに相当する製品と比較すると、まず“見る”という点では高度なアップスケール機能といえる「XDE」を搭載し、エッジ強調を行うことで解像感の高い映像表現を可能にした。“録る”では、この10月に放送を開始した「スカパー!HD」のネットワーク録画に対応し、H.264コーデックでエンコードされた放送波を画質劣化なく録画できる。またMPEG-4/AVC録画もエンコーダーが改良され、最低2.8Mbpsという低ビットレートのハイビジョン録画に対応した。

 今回、試用するのはハイエンドのRD-X8だ。RD-S503/RD-S303との共通点も多いが、2008年冬モデルでは唯一、従来のスカパー!連動(チューナーからAV入力で録画)を継続サポートする貴重なモデルだ。またオーバーサンプリングが可能な12bit/297MHzの映像DAC、DeepColor対応、電源環境にこだわったHDMI出力、同軸デジタルオーディオ出力、金メッキ端子など、高画質/高音質にこだわった回路がRD-X8のみに採用されている。D1入力も残されている点は従来のRDユーザーへの配慮と思える部分だが、反対にカートリッジタイプのDVD-RAMはついに非対応となった。この点は残念に思う人も多いだろう。

photophoto DVD-RAMはカートリッジから出して使用する(左)。背面端子は金メッキ仕様(右)

 外観は3製品でおおむね統一されており、前面がフルカバーされるスタイルを採用した。前面カバーはきちんとギヤ駆動となっており、開ける/閉じるといった動作も安っぽくはない。旧モデル「RD-X7」のような押しの強い印象ではないが、デザインそのものはスマートで悪くないはずだ。

 なお、今回試用したのは試作機であり、仕様などが製品と若干異なる可能性があることを先にお断りしておく。また、パナソニック「BMR-BW930」やソニー「BDZ-X95」同様、東芝の冬モデルの代表という観点でレビューを行っていく。

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