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» 2012年03月22日 12時26分 UPDATE

BDレコーダー連携を強化:「Sony Tablet」でテレビ視聴が可能に、ソニーが大型アップデート

ソニーは、同社製Blu-ray Discレコーダーおよびタブレット端末「Sony Tablet」のソフトウェアアップデートを実施する。Sony Tabletは、Android 4.0.3とDTCP-IPのサポートがメインだ。

[ITmedia]

 ソニーは3月22日、同社製Blu-ray Discレコーダーおよびタブレット端末「Sony Tablet」のソフトウェアアップデートを実施すると発表した。同社製BDレコーダーで録画した番組、およびリアルタイムの放送番組を無線LANを介してSony Tablet上で視聴できるようになる。

ts_bdz011.jpgts_sonytabs.jpg 「BDZ-AX2700T」(左)と「Sony Tablet S」(右)

 BDレコーダーのアップデートは3月28日から、またSony Tablet側は最新の「Android4.0.3を含むシステムソフトウェアアップデート」として4月下旬に提供される予定。このアップデートにより、Sony Tabletに番組を配信できるようになるBlu-ray Discレコーダーは、「BDZ-AX2700T」「BDZ-AT970T/AT950W」「BDZ-SKP75」「BDZ-AT770T」。動画配信時のビットレートは720pの3Mbps固定となっている。なお、録画済み番組の配信については、BDレコーダーの内蔵HDDに録画した番組に限られ、外付けHDD内の番組は対象外。

コンテンツ管理と録画再生、リアルタイム視聴を一元化

 あわせてソニーは、Sony Tablet専用アプリとしてレコーダー連携の機能をまとめた「RECOPLA」(レコプラ)を同じく4月下旬から無償提供する。RECOPLAは、コンテンツの管理と操作に特化し、使い勝手の向上を目指したDLNA/DTCP-IPアプリ。「内蔵HDDの大容量化や搭載チューナーの増加など、ユーザーが録画できるコンテンツ量はどんどん増えている。たくさん録画してもチェックしきれないといったニーズが出てくることを想定して開発した」(同社)。

 RECOPLAでは、最大4台までのレコーダーと4台までの外付けHDDを登録可能。またBDレコーダーのリモコンとして動作するほか、録画番組の一覧を手元に表示して再生指示(HDMI接続のテレビに表示)などの操作が行える。内蔵HDDと外付けHDDの番組をシームレスに表示しながら、“USBマーク”などによって録画先を容易に区別できる点も便利だ。

ts_recopla01.jpgts_recopla02.jpg 画面左でジャンルを指定。さらに日付やタイトル、番組時間などでソートできる。右側にチェックを入れ、一括削除も可能

 録画番組の一覧では各種のソートが可能。メールボックスのような感覚で、番組のジャンル(中分類まで対応)、録画の日付や曜日、放送局でソートできるため、目的の番組を見つけやすい。また、キーワード検索ではタイトルのみならずメタ情報も検索対象となるため、好きなタレント名を入れて主演番組をリストアップするといった使い方ができる。ほかにも未視聴番組を上位に並べたり、録画容量や録画時間といった並べ替えもサポートした。

 「HDD容量が少なくなったとき、容量の多い番組を探して視聴、削除すれば手っ取り早く録画容量を増やすことができる。あるいは空いている時間に合わせて見る番組を選択するといった使い方も便利だ」(同社)。

 RECOPLAでは、録画ファイルの削除やプロテクト、タイトル名の編集も行える。複数のタイトルにチェックを入れ、まとめて削除することも可能だ。

ts_recopla03.jpgts_recopla04.jpg 再生先の選択。レコーダーにHDMI接続されたテレビか、Sony Tablet上で見るかを選択できる(左)。テレビで視聴しているときは、リモコン画面が表示される。ほとんどの操作を実行可能だ(右)

 HDMI接続のテレビに表示する際は、番組の再生がはじめるとRECOPLAはリモコン画面に移行し、付属リモコンとほとんど変わらない操作が可能になる。一方、Sony Tablet上で録画番組を再生する際には、画面上で「早送り/早戻し」「チャプター送り/戻し」などの操作が行える。

DLNAアプリとの使い分けも可能に

 今回のアップデートにより、DTCP-IPをサポートすることになったSony Tablet。ソニーでは、RECOPLAをBDレコーダー連携の推奨アプリとして訴求していく考えだ(ただしβ版)。ただし、実はSony Tablet標準インストールの「DLNA」アプリでもアップデート後はBDレコーダーと連携してネットワーク経由の再生が可能になる。しかもRECOPLAで放送中の番組を視聴するのは5月下旬に予定されているアップデートを待たなければならないが、DLNAアプリでは4月下旬のソフトウェアアップデートで可能。また、DLNAレンダラー機能を持つテレビへの再生指示など、一部にはDLNAアプリでしか利用できない機能も存在する。

 一方、録画番組のソートや削除といった機能はRECOPLAでしか行えず、なによりBDレコーダーが電源オフ状態のとき、ネットワーク経由で電源を入れる機能(Wake on LAN)はRECOPLAしか持っていない。ユーザーは用途と対応時期により、使い分ける必要もありそうだ。

  RECOPLA DLNAアプリ
Sony Tablet上で録画番組の視聴
Sony Tablet上で放送中番組の視聴 ○(5月下旬予定)
ネットワーク経由でレコーダーの電源オン ×
録画番組の並び替え/削除 ×
レンダラー機能付きテレビへの再生指示 ×

 なお、Sony Tabletに対して番組のネットワーク配信が可能なBDレコーダーは冒頭で触れた現行の5機種のみだが、RECOPLAの録画番組管理機能だけなら下記のソニー製レコーダーやテレビでも利用できる。また、Sony Tablet以外のAndroid端末にRECOPLAを導入した場合、対応BDレコーダーの無線リモコンとしてのみ動作するという。

対応機能 機種
DLNA/DTCP-IPによる番組視聴 BDZ-AX2700T、BDZ-AT970T、BDZ-AT950W、BDZ-SKP75、BDZ-AT770T
録画番組の管理 上記5機種に加え、BDZ-AX2000、BDZ-AX1000、BDZ-AT900、BDZ-AT700、BDZ-AT500、BD/HDD搭載ブラビアのKDL-55HX80R、KDL- 46HX80R、KDL-40HX80R、KDL-32EX30R、KDL-26EX30R

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