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ハーマン、フロア型スピーカーのフラッグシップ「Project EVEREST DD67000/DD65000」まさに最高峰

» 2012年09月04日 21時37分 公開
[ITmedia]

 ハーマンインターナショナルは、フロア型スピーカーシステム「Project EVEREST」の後継モデルとして、3Wayフロアスタンディング・スピーカー「Project EVEREST DD67000」および「Project EVEREST DD65000」を発表した。1本あたりの標準価格はDD67000が315万円、DD65000が252万円。

PhotoPhoto 「Project EVEREST DD67000」のローズウッド(写真=左)とメイプル(写真=右)

 Project EVEREST DD67000/ DD65000は、同社の創立60周年にあたる2006年に登場したフラッグシップモデル「Project EVEREST DD66000」をベースに、最新技術と最高のマテリアルを投入した後継モデル。DD67000には、新開発の380ミリ径ウーファーユニット「1501AL-2」に加え、ピュアベリリウムをダイアフラムに用いた高域用の100ミリ径コンプレッション・ドライバー「476Be」、同じくピュアベリリウム・ダイアフラムを採用した超高音域用の25ミリ径コンプレッション・ドライバー「045Be-1(マイナーチェンジバージョン)」を搭載。剛性を高めるハイブリッド・バッフル構造、ノイズやカラーレーションを排除するバッフル表面のカーボンファイバー・ファブリックも特長となっている。

 キャビネット外装は、セミグロス処理を施した天然木突き板で風格と高級感を演出。本体サイズは965(幅)×1109(高さ)×469(奥行き)ミリで、グリル装着時の重量は142キロだ。インピーダンスは8オーム。許容入力は500W(RMS)、出力音圧レベルは96dB(2.83V/1m)、周波数特性は29Hz〜60kHz(-6dB)。ローズウッドとメイプルの2種類がラインアップされている。

Photo 「Project EVEREST DD65000」

 DD65000は、DD67000の開発にあたり検証・検討した新技術から、EVERESTに新たな魅力をもたらす要素としてマグネシウム・ダイアフラム技術を取り入れたバリエーションモデル。新開発の380ミリ径ウーファー「1501AL-1」に加え、マグネシウム・ダイアフラムを採用した高域用の100ミリ径コンプレッション・ドライバー「476Mg」および超高域用の25ミリ径コンプレッション・ドライバー「045Mg」を搭載。2枚のMDFパネルを重ね合わせたフロントバッフルとリアルウッド突き板仕上げで、高い剛性とキャビネットとの統一感を出している。

 本体サイズと重量はDD67000と同一で、インピーダンスは8オーム。許容入力は500W(RMS)、出力音圧レベルは96dB(2.83V/1m)、周波数特性は31Hz〜50kHz(-6dB)。外観はゼブラウッド仕上げとなっている。

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