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» 2012年10月10日 17時01分 UPDATE

96Gバイトまで拡張できる:ハイレゾ音源対応のポータブル音楽プレーヤー“Astell&Kern”「AK100」正式発表、直販価格は5万4800円

ハイレゾ音源対応のポータブルプレーヤー“Astell&Kern”「AK100」が正式に発表された。同日からマウスコンピューターの直販サイトで予約受付を開始したほか、「秋のヘッドフォン祭 2012」会場でも販売するという。

[ITmedia]

 iriver(アイリバー)ブランドのポータブル音楽プレーヤーで知られるマウスコンピューターは10月10日、新たにHi-Fiオーディオシリーズ“Astell&Kern”(アステル&ケルン)を立ち上げ、第1弾商品としてハイレゾ音源再生に対応したポータブル音楽プレーヤー「AK100」を発表した。

ts_astellkern02.jpg 「AK100」。59.2(幅)×79(高さ)×14.4(厚さ)ミリ、重量は約122グラム。胸ポケットにも入る大きさだ

 10月4日に同社サイト上で予告した新製品(→関連記事)。Wolfsonのオーディオ用DACチップ「WM8740」を搭載し、192kHz/24bitまでのWAVやFLAC再生をサポート。「音響特性にクセが少なく、クリアかつニュートラル。低・中域の高解像化と奥行き感を実現した」(同社)。S/N比は110デシベル以上という。内蔵の2000mAhのリチウムポリマーバッテリーにより、最大約12時間の連続再生が可能だ(192kHz/24bit再生時)。

ts_astellkern01.jpg 英Wolfson microelectronicsの「WM8740」
製品名 Astell&Kern「AK100」
対応ファイル形式 WAV、FLAC、APE、MP3、WMA、OGG
サンプリングレート 8kHz、16 kHz、32 kHz、44.1 kHz、48 kHz、88.2 kHz、96 kHz、176.4 kHz、192 kHz
量子化ビット数 8bit、16bit、24bit

 ストレージとして32Gバイトのフラッシュメモリを内蔵。さらに本体下面に2つのmicroSDHCカードスロットが縦に並んだ形状の「デュアルmicro SDHCカードスロット」を備えたことで、合計で最大96Gバイトまでストレージを拡張できる。

ts_astellkern04.jpgts_astellkern03.jpg 下面にUSB端子とデュアルSDHCカードスロットを装備。それぞれ32GバイトまでのSDHCカードを利用できるため、合計96Gバイトまで拡張可能だ。カードスロットにはスライド式カバーが付いている(左)。背面は強化ガラス素材(右)

 アルミニウム素材を採用したコンパクトなボディーには、高級感のあるヘアライン加工を施し、ソリッドブラック1色に塗装した。サイズは59.2(幅)×79(高さ)×14.4(厚さ)ミリ、重量は約122グラムと胸ポケットにも入る。また、背面は強化ガラス素材を用いた“完全平面”のため、ポータブルアンプなどを併用する場合にも重ねやすいという。

 右側面には繊細なボリューム調整が行えるダイヤルを備えた。1段階ずつ軽いクリック感を持たせた上、誤って急激に音量を上げてしまったりすることのないよう、152段階という細かいステップとした。さらに移動中の誤操作を防ぐため、GUI上でボリュームをロックすることもできる。

ts_astellkern05.jpgts_astellkern06.jpg 再生中の画面でもファイルの種類が分かる

 2.4型の液晶パネルはIPS方式で、QVGA解像度(320×240ピクセル)。1600万色表示でアルバムのカバーアートなども色彩豊かに表示できる。また静電容量式のタッチパネルを備え、再生/停止などの基本操作から各種設定、プレイリスト選択などを画面上で行える。なお、本体左側面にハードウェアボタンも用意されているため、ポケットに入れたままでも再生/停止などの基本操作は可能だ。

ts_astellkern07.jpgts_astellkern09.jpgts_astellkern08.jpg 移動中などの誤動作を防ぐようにボリュームなどをロックしておける(左)。アルバムやアーティスト、プレイリストといった一般的な項目に加え、「マスター音質」というリストを用意。ハイレゾ音源ファイルのみをピックアップする項目だ(右)注記:写真は開発段階のものにつき、メニュー画面や操作などは実際のものと変わる場合があります

 「DDC/DACモード」もユニークだ。イヤフォンジャック兼用の光出力端子を使えば、S/PDIF入力対応のポータブルヘッドフォンアンプや据え置き型オーディオ機器を利用できる。一方、独立した光入力端子を使い、PCやCDプレーヤーの音をAK100経由で聞くことも可能だ。「WM8740による高品位再生が楽しめる」(同社)という。「クリアでニュートラルな音声信号を出力できるため、イヤフォンやヘッドフォン、ポータブルアンプなどの特性を忠実に再現できる。周辺機器の個性も楽しめるプレーヤー」。

ts_astellkern10.jpgts_astellkern11.jpg 本体上面にイヤフォンジャック兼用の光出力、および単独の光入力端子を装備(左)。イコライザーは、指で画面をなぞってカーブを作ることもできる(右)

 このほか、Bluetooth 3.0(プロファイルはA2DP/HFP)もサポート。別途Bluetoothヘッドフォンなどを用意すれば、ワイヤレス再生が可能だ。また5バンド調整可能なグラフィックイコライザーも用意。指でドラッグしてイコライザーパターンを操作するユニークなUIも特長という。「音質にこだわる層がターゲットのため、(伝送時に圧縮を伴う)Bluetoothやグライコにどこまでニーズがあるか分からないが、付加価値として楽しんでほしい」(同社)。

 AK100は、10月27日からマウスコンピューターの直販サイトおよび全国の家電量販店、PC専門店などで販売する。また10月27日と28日の両日に東京「スタジアムプレイス青山」で開催される「秋のヘッドフォン祭 2012」でも販売する予定だという。直販価格は5万4800円だ。なお、10月10日より直販サイト「iriver eストア楽天市場店」で先行予約を受け付けている。

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