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進化したタワー型オーディオ、JVCがBluetooth対応の「NX-SA55」を発売

» 2013年06月11日 20時44分 公開
[ITmedia]

 JVCケンウッドは6月11日、Bluetoothスピーカーの新製品「NX-SA55」を発表した。省スペースの“タワーデザインオーディオ”のニューモデル。6月下旬に発売する予定で、価格はオープン。店頭では3万円前後になる見込みだ。

「NX-SA55」のカラーは4色。ブラウンは初登場だ

 昨年6月に発売した「NX-SA5/SA3」の派生モデル。スピーカーとアンプを内蔵し、CDドライブやFM/AMチューナー、iPod/iPhoneのデジタル接続に対応したUSB端子を備えるオールインワンタイプだ。また、新たにBluetoothにも対応し、スマートフォンからのワイヤレス音楽再生やリモート操作を可能にしている。リモコンアプリ「JVC Audio Control BR1」(Android用)は6月下旬に公開予定だ。

「JVC Audio Control BR1」は、スマホをリモコンとして利用できるようになるAndroid用アプリ

 柔らかな印象の円柱形ボディーはオーディオ機器と意識させない。操作ボタンはすべて天面に配置することで操作性を維持しながらスタイリッシュなデザインを実現。ほぼ“CDケース1枚分”の場所があれば設置できる省スペース設計も特長だという。本体カラーは、ブラック、ホワイト、レッドに加えて新たにブラウンを用意。表面は2層コーティングの光沢塗装仕上げとして高級感も演出している。

 音響面も進化した。信号処理による独自の音場システム「エンハンスモード」を搭載に加え、SRSの「WOW HD」を搭載。円周上に配置した4基のメインスピーカーをそれぞれ独立したアンプで駆動して広い音場を作り出す。例えば、聴く位置を変えたとき、あるいは多人数で音楽を聴くときでも「臨場感のあるステレオサウンドが楽しめる」という。

操作ボタンは上面に集中(左)。4つの5センチ径コーン型スピーカーを円周上に、また10センチ径のサブウーファーを底面に備えた(右)

 メインスピーカーにはグラスファイバーを混合した素材を新たに採用。また底面のサブウーファーはマグネットを大型化したことで、コンパクトサイズでありながら、キレの良い、豊かな低音を実現したという。

 本体サイズは、162(幅)×334(高さ)×162(奥行き)ミリ。重量は約2.5キログラム。リモコン、FM簡易アンテナ、AMループアンテナなどが付属する。

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