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ダンスミュージックに適したアクティブモニター、パイオニアが発売

» 2013年08月09日 18時39分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは、DJやダンスミュージック制作者向けのアクティブモニタースピーカーを発表した。サイズの異なる「S-DJ80X」「S-DJ60X」「S-DJ50X」をラインアップ。ホワイトの「S-DJ50XW」を加え、3機種4モデルを9月下旬に発売する。価格はすべてオープンプライス。

左から「S-DJ80X」「S-DJ60X」「S-DJ50X」「S-DJ50XW」

 DJ機器メーカーとしての経験と長年のスピーカー開発で培った技術を生かし、豊かなベース音やタイトなキック(ドラム)音といった低域の再現性と、クリアで広がりのある中高音目指したモデルだ。エンクロージャーとバスレフダクト部に高剛性MDF材を採用し、ウーファーユニットを極厚MDFインナーバッフルに直接取りつけることで不要な共振を抑制。フロントバスレフ方式とし、バスレフダクト部に溝を設けて低音を前面にスムーズに放射する「Groove(溝)技術」を採用した。これにより、迫力あるキック音・ベース音の再生が可能になったという。

「Groove(溝)技術」の概要

 ツィーター部には、TAD Labs製モニタースピーカー「TAD Pro TSM-2201-LR」の「DECO」技術による凸形状ディフューザーを採用。中高域の音を左右と上方へ振り分けることで、広いスイートスポットと立体感のある音像を実現するとしている。

 いずれのモデルもアラミド繊維振動板のウーファーと1インチソフトドームツィーターを採用した2Way構成で、内蔵のAB級アンプでバイアンプ駆動する仕組み。バランス入力はXLRとTRS、アンバランスがRCAを各1系統となっている。

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