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ラックスマンの“復刻シリーズ”第2弾、真空管式プリメインアンプ「LX-32u」登場

» 2013年08月23日 22時14分 公開
[ITmedia]

 ラックスマンは8月23日、真空管プリメインアンプの新製品「LX-32u」を発表した。伝統的な木箱ケース入りのデザインを採用した“復刻シリーズ”の第2弾。9月下旬に27万3000円で発売する。

「LX-32u」

 1970年代の名機たちをほうふつとさせるフロントパネルと、“ロの字”型の木箱ケースを組み合わせた。重量感のあるツマミは、アルミ削り出しだ。付属のリモコンもアルミ製になっている。


 アンプ回路は、ムラード型のドライバー段に5極管接続のファイナル段という実績のある仕様としながら、出力部には特性をそろえた真空管「EL84」を8本、横並びにレイアウト。プッシュプル構成で各チャンネルごとにパラレル接続するというぜいたくな構成だ。同社では、「大出力を目的とするのではなく、真空管らしいつややかさと厚みのある音質を目指して設計された。出力は16ワット+16ワット(6オーム時)と決して大出力ではないが、書斎やリビングで迫力のある音量感を得るのには充分なパワー」としている。


 また、アナログプレーヤー用のフォノアンプの内蔵をはじめ、細かな音質調節が可能なトーンコントロール機能、セパレートシステム化にも対応可能なプリ部とパワー部の分離機能など拡張性を確保。背面の入出力端子は、ライン2系統、フォノ1系統(MM/MC切替)、録音入出力1系統、セパレート入出力1系統。スピーカーはA/Bの2系統で、同時出力にも対応している。

 本体サイズは、400(幅)×166.5(高さ)×400(奥行き)ミリ。重量は19.5キログラム。リモコンと電源ケーブルが付属する。

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